だちかん
今回は、ひすゎし 作 の「だちかん」の紹介を。
ひすゎしなんてヘンな名前の漫画家、知ってる人は本当にマニアやよな・・・
オイラはマニアやから知ってるけど(笑)
この人鳥山明のアシスタントしてたんやよな。
鳥山明の漫画の中で紹介されてたかなんかで名前だけ覚えてた。
もちろん、マンガは読んだことなかったけど・・・
現在は、田中久志名義で学研で教育マンガを描いてるらしい。
それでは内容を・・・
名古屋に住む中学生、吉田健悟は、喧嘩自慢の不良中学生。
幼馴染の守が、高校生にカツアゲされたのでその高校生からサイフを奪い返すために高校に乗り込む所
からマンガは始まる。
高校生を打ちのめし、サイフを奪い返すが、他のサイフもゴロゴロ出てくる、ここで普通の主人公な
ら皆に返してヒーローになるんやけど、建梧はお金を抜き取ってサイフを返すような人でなしでなのだっ
た・・・
サイフを奪い返された高校生はヤクザの兄貴に頼んで建梧に復讐をたくらんできた。
そのヤクザを叩きのめし返り討ちにするが、そのヤクザの親分が現れる。
ヤクザの親分は建梧を気に入り組に入れようとするのだが建梧は逆らい続ける。
ヤクザの親分は元プロボクサーで建梧のヤンチャぶりを気に入っていたのだがあまりの生意気ぶりにキ
レて建梧の足をセメントで固めてを海に沈める。
しかし、自力で脱出した建梧は守と共にシャベルカーでヤクザの組事務所を襲い親分をボコボコにす
る。
名古屋に入れなくなった二人はその足で東京に逃亡するのだった・・・
東京で、ランニング中のボクサー神坂に道を聞いて無視されて怒り、喧嘩に。
喧嘩の最中に警察官が現れ、お互い逃げてうやむやになるが、神坂は歯を折られてしまっていた・・・
決着をつけたい建語は神坂を探し出す為にボクシングジムに乗り込み、大暴れ!
偶然そのジムの所属選手だった神坂がジムに現れボクシングで決着をつけることに。
乗り込んだジムが神坂のジムとか、ご都合主義やよなぁ~(笑)
でもボクシングで決着をつけるというのにOK出した建梧の言い分は格好良い。
「勝つっていうのは、もっと心の底から相手をまけたって思わせなあかんのやて それには相手の土
俵で戦って勝たなあかん!」
このセリフ、K-1でボクサーに勝っていきがってるキックボクサーに聞かせたいたいわ(笑)
まぁ出るボクサーも悪いんやけど・・・
建梧は右手を痛めていた(海に沈めらた時に足をコンクリートで固められたのを右手で叩き割って骨が
グシャグシャになっていた)ので左腕一本で相手の土俵のボクシング勝負に挑むが、案の定ボコボコに。
しかし、使えないと思っていた右手で相手をKOして、自分も右手の痛みで失神してしまうのだった。
その闘志を見てジムのトレーナーは建梧が物になると思いボクシングをさせることに。
守は建梧のトレーナーをする。
神坂の試合を見に行くために後楽園に来た二人は、神坂の対戦相手、高見沢裕矢と出会う。
おとなしそうな高見沢を見て弱いと判断する建梧だったが試合を見て驚愕!
初めて、恐怖を感じるのだった。
高見沢はアマエリートの期待のホープだったのだ!
高見沢に勝つためにボクシングに本腰を入れる決心をする建梧だった!(中学は?)
デビュー依頼8戦8勝8KOと破竹の勢いに乗った建梧、しかし高見沢はその時にはもう世界ランキン
グ3位だった・・・
そして、世界ランキング1位になった高見沢と日本ランキング7位の建梧が名古屋のレインボーホール
(現ガイシホール)で対決することに!
とまぁこんな内容です。
世界タイトル挑戦までは行かなかったんで途中で打ち切られたんやろうな~
題名の「だちかん」は名古屋弁で承知しない、許さないとか言う意味らしいです。
愛知県に来て7年ぐらい立ちますがいまだに聞いた事ありませんが・・・