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ボクシングの事書いてます

リングの鷲

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 今回は、ながやす巧、画 後閑英雄 原作の「リングの鷲」の紹介を。

 これは、マンマ、具志堅用高物語ですな~

 具志堅のリアルストーリーに色々と脚色を加えたフィクションになってる。

 
 主人公は、金城高明、小学生、沖縄の石垣島に住んでいる。(この辺りは具志堅と同じ)

 身体は小さいが負けん気がかなり強い元気な少年。

 具志堅は石垣島ではボクシングはしてなかったんやけど、この漫画では那覇から来た中学生、黒島良平

というライバルが登場してボクシングに関わることに。

 この黒島がボクシングをしていて、金城はボコボコにされるのだ。

 悔しがった金城はひょんな事で知り合った米兵のハリーからボクシングを教わることに。

 ボクシングに夢中になり鍛える金城。

 中学生の黒島に挑戦し、途中で止められるが明らかに優勢に喧嘩を終える。

 しかしそれで満足したのかその日以来ボクシングの練習はしなくなるのだった・・・

 時が立ち、中学3年生になった金城に不幸が襲い掛かる。

 家が火事で燃えてしまうのだ。

 そういうゴタゴタもあり、受験に失敗し、残るは那覇にある私立高校だけとなってしまう。

 那覇に行く決心をした金城は那覇についてからチンピラにからまれ袋叩きに・・・

 そこに現れるのが山上兄弟である。(この兄弟はもちろん上原兄弟がモデル)

 助けてもらい話をするうちに、ボクシングをするなら下宿代をただにしてくれると聞いて金城は山上家

に下宿を決める。

 そして、金城のボクシング生活が始まるのであった!

 ここまでが第1巻、「激闘編」

 第2巻は「飛翔編」

 那覇の南西高校に入学、(甲南高校がモデルね)山上兄弟の弟、康夫いるボクシング部に入部しボクシ

ング漬けの日々が・・・

 あるとき、康夫がふがいない試合をしたのを見て兄の勝栄が、度胸をつけるためと言って街のチンピラ

相手に喧嘩を売りに行くと言い出した。

 これに金城も付き合うことになるのだが、裏通りでチンピラを物色していると、バーの中からかつての

ライバル黒島良平が!

 康夫いわく、黒島は高校ボクシングで活躍していたが身体を悪くして、ボクシングを休養、出遅れたこ

ともあって腐ってしまい学校も休学中だった・・・

 かつてのライバルが腐っているのをほって置けない金城はバーに行って黒島を挑発しまくるのであっ

た。

 挑発されてその気になった黒島は復学し、ボクシングを再開する!

 そして、沖縄高校ボクシング新人戦が開催された。

 もちろん、金城も黒島も出場する。

 お互い順調に勝ちあがり、決勝戦でぶつかるのだ。

 しかしキャリアの差が響き金城はノックアウトされてしまうのだった・・・

 
 負けてしまった金城は、ボクシングへの情熱を失ってしまう。

 しかし、石垣島から来た幼馴染の少女の励ましでやる気を取り戻し、気合を入れなおしインターハイ

場に闘志を燃やす。

 そして、インターハイ、県予選で再び黒島良平と戦い激闘の末これをKOに下す。

 インターハイ出場を決めた金城はそのまま勝ち進み全日本高校チャンピオンになるのだった。

 3年生になり、オリンピック出場にするために大学進学を決めた金城に一通の手紙が。

 黒島から、プロになったとの報告が!

 それを読んでプロに転向することを決める金城であった!

                          (完)

 とまぁ、こんな内容です。

 この原作者、後閑英雄は全く知らんけど、画を描いてるながやす巧は、梶原一騎原作の「愛と誠」が有

名な画のうまい漫画家。

 主人公はあくまでも金城高明なんで具志堅には全く似せずにニ枚目の主人公ですわ。

 まぁ具志堅のストーリーを知ってるとこのキャラがあの人やとかわかるやろうな。

 相当古い本(昭和53年発行)やけどプレミアも付いてないし探せば見つかるかもしれません。

 興味ある人はまず、ネットで探してみてはどうでっかぁ~
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