アジアパー伝シリーズ
まぁ劇場に見に行く予定はないけどDVD出たら借りるかな~
オイラの幼馴染の[右寄り]くんが好きでその影響である。
のコラボレーション、アジアパー伝、煮え煮えアジアパー伝、もっと煮え煮えアジアパー伝、どこまでもアジアパ
ー伝、最後のアジアパー伝のシリーズ。
鴨ちゃんは、今流行り?の戦場カメラマンをやってた。
でも、ほとんど仕事なんかせずに東南アジアでウダウダやってたのだ。
その頃の生活を書いてる。
たみたい。
オイラは文章の良し悪しなんてあんまり判らんので、気にならんけどなぁ~
鴨ちゃんのアジアでの生活は本当にウダウダしてダメッぷりが際立ってる。
オイラダメな人間が好きなんやろうな。(まぁ自分が基本ダメ人間なんで)
立派な人が立派な行いをして、感動させる話よりも安心して読めるわ(笑)
鴨ちゃんがクスリの売人から結構な量のクスリをせしめてそれを売るために車で田舎に行ったらしい。
この時点で普通に考えるとダメ人間を通りこしてサイテーの犯罪者やよなぁ~(笑)
しかし、鴨ちゃんもジャンキー!
田舎に着く前にクスリに手を出してヘロヘロで到着。
死人のような顔の売人がクスリを売りに来ても誰も買わないって話をサイバラのあの汚い画で描かれてる。
本当にダメ人間やよな(笑)
文章で書くとブラック過ぎて笑えんけどそこはさすがに売れっ子漫画家、爆笑モンでしたわぁ~(笑)
東南アジアでウダウダお金もなく生活してると切ない話も色々ある・・・
観光旅行でアジアに行く日本人はお金持ってるけど沈没(バックパッカーなんかが滞在国で居ついてグダグダ
になってしまうこと)した鴨ちゃんにはお金もなく助けてあげたい少女も助けてあげれないエピソードなんかは結
構切ないのだ・・・
そんな鴨ちゃんも今はもうこの世にはいない。
鴨ちゃんが亡くなったの知った時はショックやったわ。
アル中でどうしょうもない人やけど愛すべき人なのだ・・・
晩年はアル中も克服?し、サイバラとよりを戻して一緒に暮らしてたんやけど、癌になって闘病、亡くなってしま
った。
このあたりのエピソードは映画「毎日かあさん」にも描かれるんやろうな。
漫画の「毎日かあさん」読んでて泣いてもうた。
まぁこのアジアパー伝は泣くような内容じゃないですが・・・
右寄りくんの名前が出たんでちょっとした話を。
右寄りくんは、相当カメラの腕が良く、自衛隊関係の写真(カレンダーなど)の写真を依頼されて撮ってる。
いわゆるセミプロってやつなんかな?
有名なカメラマン宮嶋茂樹氏とも交流があるらしい。
まぁ、正直、箸にも棒にもかからんレベルやったみたい。
で、オイラが戦場カメラマン鴨ちゃんと右寄りくんを比べるような発言をした時に右寄りくんは
「俺とあの人を一緒にすんな~」
と言った。
ここで、右寄り君には悪いが、正直に言わせて貰うと、オイラは戦場カメラマンという所に重点を置いてる。
戦場で本物の銃弾が飛び交う中で仕事をしてきたということにもう少しリスペクトがあっても良いと思うのだ。
例えるのなら、ボクシングジムですご~くうまく、スパーリングをやっても滅茶苦茶強い練習生に、一勝も出来
なくて滅茶苦茶ヘタなプロ選手、「がんばれ元気」に出てくる山谷さんのような人をバカにする資格なんてないと
思うのだ・・・
ちょっと右寄りくんの発言がずぅ~と気になって書いてしまいました。
別に右寄り君を責めるつもりも批判する積もりもないのだが、オイラの感じ方考え方を書いてみたかっただけ。
注 がんばれ元気の山谷さんとは映画俳優の故、川谷拓三をモデルにしたキャラクター、気になる人は漫喫に
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