名城、3度目王座奪取ならず
最後までサムライ魂は捨てなかった。だが、あと一歩が遠かった。3度目の王座奪取を狙った名城の腫れた顔が、無念さにゆがんだ。
「後半あきらかに相手は逃げ腰だった。できる限りプレスをかけたつもりだったが、ポイントが獲れず悔しい…」
序盤からロハスの懐に飛び込み、手数では上回った。7回にはロープ際に追いつめ、2発が顔面をとらえ、王者をグラつかせたが、決定打を奪えない。8回の公開採点では、3人ともが王者リードとした。それでも、差はわずか。攻撃を先手で仕掛けたが、クリンチに逃げる巧みな王者を、最後までとらえることはできなかった。
「この自分の(攻める)ボクシングを評価してくれないと、点数を取るのは厳しい」。ジャッジに不満をこぼした名城に、枝川孝会長も続けた。「プロの審判なんやから、きちんと見てもらわないと。名城は前に前にいっていた。少なくとも最初の4ラウンドは獲ったと思った。WBCに提訴を考えている」。
リングサイドには、先月12日に誕生した長女・柚希ちゃんの写真を手にした智子夫人(29)の姿があった。夫人が妊娠中のときには体が冷えないようにと、石油ストーブの灯油18リットル分を両手に抱えて家路に着くなど、支え合って歩んだ道のり。「チャンスをもらったのに申し訳ない。また(世界戦を)やりたいのは、やりたい」。生まれたばかりのまな娘に、ベルトを抱かせたい…。親心が募る。
正直、見てないからなんとも言えませんが、おしかったんやろうな・・・
新聞記事。
まぁ、こういう接戦やったから再戦を狙うんやろうな。
次があることを期待するしかないな・・・