オイラとヘスス”マタドール”チャベス
24日の興行、メインの西岡選手の試合はもちろん、亀海選手の試合も楽しみですが、ホルヘ・リナレ
スの試合も楽しみですなぁ~
そのリナレスの対戦者ヘスス・チャベスとメキシコで会った事があるんでその時の写真を。
それではヘスス・チャベスの紹介を。
元WBCスーパーフェザー級、IBFライト級王者。
ニックネームのエル・マタドールは闘牛士なんやけどどっちかといえば牛の方みたいなファイター
(笑)
アメリカで活動してたけど過去の犯罪暦かなんかで国外退去を命じられメキシコに帰って来てた時にオ
イラの練習してたロマンサジムに来てた。
みんな、マタドール・チャベスって呼んでたんやよなぁ~
はメキシコでは多い苗字やからな~(現にロマンサにもその時おった)
オイラが会った時はまだ世界チャンピオンになってなかった。
しばらくして、フロイド・メイウェザーに挑戦するんやけどその時オイラはもう少し待っとけばどうせ
返上するんやからそんな強い奴と無理してする必要ないやろ~って思ってた(笑)
案の定9ラウンドTKОで負けてしまうのだが本来世界チャンピオンとは最強の称号、オイラみたいな
考えの奴はアカンよな・・・(最強の男に勝ってこそ大手を振って世界チャンピオンと言えるはず)
上。
そのタイトルを長嶋健吾とシリモンコン・シンワンチャーが争ってシリモンコンが王者に。
そのシリモンコンに挑戦のチャンスがヘスス・チャベスに訪れる。
この時はシリモンコンはやる前から相当びびってたらしい(笑)
これを12ラウンド判定で下し、晴れてWBCスーパーフェザー級王者に。
しかしこれは初防衛戦でエリック・モラレスに判定で奪われてしまうのだった・・・
勝ちをするのだが、なぜか次の試合はIBFライト級王者リーバンダー・ジョンソンへの挑戦に。
この試合を11ラウンドTKОで勝ち、二階級を達成。
しかし、この試合で悲劇が起こる・・・
ジョンソンは控え室で意識を失い病院に運ばれ開頭手術もむなしく5日後に死亡してしまうのであっ
た・・・
チャベスは太ももの負傷もあったようでここで2年近いブランクを作ってしまう。
まぁ実際太ももの負傷以外にも精神的ショックもかなりあるんちゃうかな?
ブランクあけに暫定王者になっていたフリオ・ディアスと王者統一戦を行なうも3ラウンドに痛めてい
た足の負傷が再発、そのままTKО負けで王座滑落・・・
そこで又ブランクをつくってしまうが、08年カンバックして2連勝。
しかし09年に入ってマイケル・カシディス、デビッド・ディアス、ウンベルト・ソトといったチャン
ピオン級(後のチャンピオン&元チャンピオン)に三連敗喫している。
オイラ、ヘスス・チャベスとは会ったけどこのとき一度だけで大して話したわけでもないのでアミーゴ
でもなんでもないし、この一度の出会いでファンになるような人間性も感じなかったので今回はホルヘ・
リナレスを応援します。
元二階級制覇王者同士の対決といえば聞こえは良いが三連敗中の旬を過ぎた選手。
リナレスの完勝劇が見れるでしょう。
まぁこの辺りで手間取ってるようではゴールデンボーイの名がすたる!
リナレス、ズバッと良い所みせてやぁ~
PS
ヘスス・チャベス、もうこの辺りでグローブ置いてゆっくりしてください。
亡くなったジョンソンもそんなあんたの姿見たくないやろうから・・・