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ボクシングの事書いてます

地獄のゴングが鳴った  無実のプロボクサー袴田巌

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 今回は、高杉晋吾 著の「地獄のゴングが鳴った」の紹介を。

 この本は、1981年に出版されてるからざっと30年も前の本である。 

 だから、プレミアが付いてて定価800円なのにアマゾンで3千円ぐらいした・・・

 この本が、前に紹介して、現在でも手に入る本と一番違う事は、袴田さんのボクサーとしての活動を詳

しく書いている所やな。

 確かに、今まで読んだ本には事件のことについては詳しく書かれてたけど袴田さんのことについてはそ

う詳しく書いてるわけではない。

 生い立ちと、どれぐらいのボクサーだったかって事ぐらいかな?

 でもこの本には生き生きと正に活きていた頃の袴田さんの事と事件のことが交互に書かれている。

 元ボクサーである袴田さんにとってボクシングは青春そのもの。 

 ボクシングに情熱を持って取り組んでいた人間にとっては引退した後でもボクシングは大切なものであ

る。

 そして、その人にとっての人間形成や人生観をボクシングがものすごく影響していることは多い。
 
 だから、人間、袴田巌を知るにはやっぱりボクサー袴田巌を知ることから始まるのだろう。 

 フィリピンへの遠征試合のことなどが詳しく書かれている。

 ただ、このフィリピン遠征のことをマスコミはちゃんと調べもせずに、

 「袴田はフィリピンで試合をした等と法螺を吹いている」

 等と報道してるのだ!

 こういうのはJBCに問い合わせるとすぐにわかることだ。

 マァオイラの場合はタイでの試合はJBCにちゃんと断って試合をしてたわけじゃないんで記録はのこ

ってないんやろうけど。(メキシコの試合は多分残ってると思う)

 JBCに連絡するぐらいのことを怠って報道するなんて本当にえぇ加減やな。

 マァ少しでも、袴田さんを貶める要素を見つけたので裏をとるようなこともせずに記事にしたんや

ろうな。

 これも警察側の要請があっての事と思われる。

 

 今、検察の証拠捏造事件が話題になってるが、本当に信用ならん話ですわ。

 この本が出版されたのが30年前・・・

 色々な人が袴田さんを救い出すために活動してきたはずなのに、30年たった今でも事態はそう変って

るとは言えない。

 ただ、最近は、冤罪事件、検察の証拠捏造などがあり追い風が吹いてると思う。

 もっともっと世間の関心を得て、国を動かして行きたいですな。

 もう、時間はそう多く残されていないのだから・・・

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BOX袴田事件公式HP  劇場の情報
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みんな袴田事件に関心持ってくださ~い!by袴田事件、関心持とう委員会

毎月第二土曜日の午後七時より袴田秀子さん宅で浜松 袴田巌さんを救う会の定例会

 ↑  詳しいことが知りたい方は、0532-61-4269  福井英史氏まで
        
NAボクシングジムホームページ