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あしたのジョーの続編?

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 こんな記事が新聞に出てた・・・

 この真樹日佐夫という人は「あしたのジョー」の原作者、高森朝雄こと梶原一騎実弟である。

 小説版あしたのジョーの執筆者でもある。

 しかし、こんなことしたらアカンでしょう~

 誰も求めてないし・・・

 確かに梶原一騎の原作では丈は死んでないし、ちばてつやもラストシーンで丈を左向きに書いたのは前

向きな意味があると生きてるということをほのめかしてはいる。(言うたのは違う人やけど)

 しか~し!

 作品というのは一度作者の手を離れたら読者のものである。

 だいたい、丈の生死は小説の題名になるぐらいのシロモノである!

 それを、作者でもない人が勝手にいじくったらダメでしょう・・・

 まぁ真樹日佐夫のことだからこの怪しげな”ゴッドプロデューサー”なるKAZUKIという人に頼

まれて人肌脱いでやるかと生来の兄貴風が顔出しただけなんやろうけど・・・

 でも、人気作品のアンソロジー的な作品は、最近ではよく発表されてる。

 だいたいは、同人誌レベルのつまらないものやけど、たまにはプロの作家が思い入れをたっぷりに名作

漫画のサイドストーリーなんかを書いてたりする。

 そういえば、ジョーの続編小説というのを書店で見た事があるな。

 買わなかったけど中身を見ると、ホセ戦の後ホセとの再戦で、力石との友情の力でチャンピオンになる

というような安易な話だった・・・(と思う)

 丈が好きな腐女子(オタクの女性)が望んでることを具体化したようなものでしたわ。

 さすがのジョーマニアのオイラもそのあたりには付いていけずにスルーしたけどネタに出来るんで買っ

とけば良かったかなぁ・・・


 でも、原作者の弟が絡んでおまけに新聞記事にもなってるんで、このレベルの話じゃないからな~

 色々なコネクションを持ってるであろう真樹日佐夫が本気で動けば話題になるのかもしれませんな。

 しかし、ちばてつやが反対したりするかも知れんし、反対しなくても協力はせんやろうな。

 仮に協力をして漫画の作画を担当した所でもう前と同じ画は描けないみたいけど。

 ちょっと前に少年マガジンスペシャル企画でジョーと一歩の競演というのでちばてつやが丈を描いて

る画を見て全く勢いがなくやわらかぁ~い画風で丈と言える画ではなかった・・・


 そういえば真樹日佐夫は前にタイガーマスクのニューバージョン、「タイガーマスク・ザ・スター」と

いうのを描いてたことがある。

 しかし、この作品は元のタイガーマスク作画家辻なおきに訴えられて連載中止、コミックも絶版に

なった。

 「あしたのジョー」はあくまでも梶原一騎ちばてつやの合作。

 そう勝手なことは出来ないやろうから企画自体もぽしゃる可能性あるよな。

 だいたい、ちばてつや以外の描いた丈なんて見たくもない。

 相当模写のうまい人が当時のちばてつやの画のマネをしたら雰囲気あるやろうけど、そんな事してなん

になる?



 最近は、本当に続編ばっかである。

 魁 男塾→暁 男塾、キン肉マンキン肉マン二世シティーハンターエンジェルハート、リングに

かけろ→リングにかけろ2、銀河 流れ星銀→ウィード  まだまだいっぱいあるよな~

 ハリウッドでもリメイクや続編、日本の漫画原作、メジャーな映画会社がネタのパクリしたりと創作す

るという誇りとか気概が感じられない・・・

 映画作家でも漫画家でも、本来はオリジナルなものが作りたいというのがすべての作家の願望としてあ

るはずなんやろうけど、”お金”というものが絡んでくるとそうは言ってられんのやろうな~


 マァ確かに、ランボーやダイハードのようなオイラが若い頃の映画の続編やるとうれしいんやけど、出

来はやっぱり前のほうが良いというのが多いし、漫画の続編は息子が主役というパターンが目立つ。

 キン肉万二世、暁 男塾、ウィード、リングにかけろ2、などなど・・・

 息子の活躍なんかどうでもいいよなぁ~(笑)


 あぁ、人類は創作するという行為に疲れたのか?

 大げさかも知れないけどそんな考えに陥ってしまう。

 マァすべては、お金に関係してるんで欲に目をくらんだ人類は旧約聖書のソドムとゴモラのようになっ

てしまうのだろうか~(なんか話がデカなったわ・・・)


 まぁ何しろ、この企画に反対でぇ~す!


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