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ボクシングの事書いてます

「BOX 袴田事件 命とは」

 今日、休みだったんで名古屋に「BOX 袴田事件 命とは」を見に行った。

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 この映画館!

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 映画館に、映画を見に行くのは何年ぶりやろう・・・

 愛知に来る前に「地獄の黙示録 完全版」を見て以来やから6年ぶりぐらいかな~

 昔は、映画館に見にいけなかった映画は見たことに入れないかやってる所を探してわざわざ行ってたぐ

らいの「映画館派」やったんやけどな・・・

 昔は、見に行った映画のパンフも必ず買ってた。

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 久しぶりに買ったパンフレット!

 800円もしたわ・・・

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 パンフの中身。

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 映画館の入り口。

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 壁には上映予定のポスターや、チラシ。

 こんな当たり前のことも懐かしくていちいち写真に撮るバカ(笑)

 でも、最近は、シネコンが主流でこんな小さい、マニアックな映画館はドンドンなくなってるんで寂し

い限りである・・・

 こういうところに来るとワクワクしたもんやなぁ~

 まぁでも、オイラはハリウッドメジャーばかり見てたからあんまりこういうところには来ない真の映画

ファンじゃなくてミーハーやったけど。

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 スクリーン!

 相当小さいけど、場内はきれいで居心地は良い。


 前振りが長くなったが、ここから映画の感想を。

 この映画の、主人公は袴田さんではなく袴田さんを裁いた裁判官(萩原聖人)が主人公である。

 裁判官が主人公なんで袴田さんの気持ちが語られるようなシーンはない。

 監督のスタンスとして、同情を買うのではなく、観客が裁判員になったときに萩原聖人と同じ立場にな

るかも知れないのだからしっかりとこの問題について考えて欲しいということなんちゃうかな?

 袴田さんの気持ちを描いてもリアルな感情が伝えられない可能性もあるんで自分も似たような立場に

なる可能性のあるほうに感情移入されるということかもな。


 この映画を、応援してる立場としてはこのブログであそこが悪いとかここが気に入らないとか言うつも

りはない。
 
 ただ、オイラのように袴田事件に興味を持った人だけが見るような映画ではないとは言っておく。

 

 映画というのはエンターティメント。

 そういう視点からこの映画を見てみると言うのも必要かもしれないんでそういうことも書いておこうと

思います。


 萩原聖人と一緒に裁判をする他の裁判官を村野武規、保坂尚希が演じてるんやけど保坂が中々憎憎しげ

に演じてるんで良いですなぁ~(笑)

 ボクシングシーンは、やっぱりボクシングが主の映画じゃないんであんまりさまになってるとは言いが

たいけどそこはまぁ別にえぇでしょう~

 袴田さんを犯人に仕立て上げる刑事に石橋凌

 この人、松田優作の「ア・ホーマンス」って映画で俳優デビューしたんやけど、そのときは優作を気に

入るヤクザを演じてた。

 演技力も無かったからかも知れんけどやたらヤクザやのに良い人で、

 「こんなヤクザおるかぁ~!」

 ッて思って見たもんやった(笑)

 オイラの好きなキッズリターンでもヤクザで良い人やってたけど。 

 そのえぇ人しかできひん(偏見)人が極悪な刑事を演じていた!

 いつの間にか、ものすごく恰幅良くなって悪そうな顔して嫌な刑事を演じてますわ。

 罪の意識に苛まされる男が立ち直って事件に真正面からぶち当たっていくという所で終わってるけど主

人公が袴田さんではなく元裁判官なんで前向きな姿勢のまま終わるので見たあとにそれ程嫌な気持ちは残

らないのは映画としては正解でしょう。

 袴田事件に興味ない人にこそ見て欲しいと思いました。

 
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BOX袴田事件公式HP  ←中部の人意外はここの劇場情報を
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みんな袴田事件に関心持ってくださ~い!by袴田事件、関心持とう委員会
        
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