「あしたのジョー」心理学概論 ”矢吹丈”-その心の病
実写「あしたのジョー」他の人のブログのレポートでセットとか見たら結構凝ってるみたいやな。
時代背景も昭和でやるみたいな感じで、ドヤ街とかも昭和チックなセットが作られてるみたいやった。
もちろん、丹下拳闘倶楽部も、橋の下にあったわ(笑)
マイチかな?
まぁでも、そこは役者、しっかり演じてくれるでしょう~
ハイ、本題!
今回は、この「あしたのジョー 心理学概論」を紹介します。
正直、この本は難しい。
のだ。
そんな病名言われてもわからんけどちゃんと説明されてます。
だから注釈とか、説明文が多くてオイラみたいなアホにはちょっと難しい・・・
第二章 「「サイコセラピスト」としてのジョー」 では、ノーガード戦法で戦うジョーの魂について
言及してる。
シャーマンや瞑想法なんて単語が飛び出してくる。
第三章 「ボディランゲージとしての「両手ぶらり戦法」」 では、「非言語コミュニケーション」
の観点からの考察である。
ローチなる副題が付いていたのだが何のことかさっぱりわからん・・・
段平は「あしたのジョー」の物語での一番のサクセスを成し遂げた人なんやけど、その経歴を三段階に
わけ分析。
第五章 「死闘のつづく世界でみせたジョーの人間らしさ」 では、社会心理学の領域の帰属的理
論なるものから解明と書いてるがこれもわかりません・・・
まぁ専門用語が多いよな・・・
第六章 「丹下氏のコーチングは成功したか 」 では、結果だけ言うと段平は平凡なコーチと結論
されてましたわ(笑)
第七章 「見果てぬ両親を求めて 」ではジョーが孤児で育ったことがどのように性格に影響したかに
ついて。
第八章 「心理判定」では、少年院に送られたときの心理判定は正しかったかどうかについての考察。
第九章 「ジョーの「ボクシング行動」の生起確率を高めたもの、行動分析学的考察」では、ジョーが
なぜボクシングをはじめ続けたかのかについて。
いる。
これを読むと葉子という人間がいかに変な人やったかわかるな(笑)
第十一章 「矢吹丈、もう一つの心の側面 」 では、葉子、紀子、サチという女性登場人物への丈
の感情などの分析。
第十二章 「ジョーをめぐる人間模様 」では、丈が成長していく中での他人とのかかわりとその影響
を考察。
とまぁこんな感じですわ。
確かに難しいし、オイラには半分も理解できなかったけど、では面白くなかったかというと決してそう
ではない!
心理学に興味ももてたし(理解したのとは違う)何よりも語られてるのが子供の頃より慣れ親しんだ登
場人物なので入って行きやすいし、漫画を読んでてキャラの行動を理解できなかった部分もそういう心理
が働くものなのかってわかると面白さもアップしたりするのだ。
あしたのジョーが好きで心理学に興味ある人は呼んでみるのをお勧めします。
この本はすでに絶版やけど文庫版は今でも出てるんちゃうかな?
まぁ、ちょっと探せば見つかるとは思いますわ~