長谷川、バンタムでモンティエルにリベンジだ!
長谷川、転級よりモンティエルにリベンジ!
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瞳の輝きはそのままだった。3週間ぶりに会見の場に現れた長谷川は「4月30日に取られたベルトを取り返す。これを一番に考えている。負けたままでは終われない」と宿敵モンティエルとの再戦を熱望。バンタム級王座奪還へ力強く拳を握った。
地位も名誉も関係ない。頭にあるのは雪辱の二文字だけだ。「バンタムというよりも取られた物を取り返すだけ。取られたのはモンティエルだから」と一にも二にも、リベンジマッチを最優先する考えを強調した。
山下会長も愛弟子と思いは同じ。「転級についてはリベンジを果たしてから。ベルトを取ってから次のチャンスを模索する」と断言。ここ数戦は、過酷な減量に苦しんできたが「前回の調整でまだいけると実感した。今のボクシングを変える必要はない」と自信を見せた。
敗戦後に発覚した「右角部下顎(かがく)骨骨折」の回復も順調。10日に神戸市内の病院へ入院し、患部固定の手術を行い、14日に退院。体調は万全だが、会長の指示で現在は心身の“充電期間”に充てている。
「動かしたい体を我慢してやっている」と苦笑いの元王者だが焦りはない。本格復帰は6月下旬の予定だが、すでに今週から長男・大翔君、長女・穂乃ちゃんと共に1キロの早朝ランニングを開始した。「今まで時間がなかった。子供のためです」と父の素顔をのぞかせた。
再戦は早くても11月ころになりそうだが「1年以内ならリスクはない」とブランクも気にしない。激励の手紙は勝利の後よりも多かった。「あの試合をやって良かった」‐。不屈の29歳が、再起の第一歩を踏み出した。
長谷川選手、モンティエルとの再戦に行くようですな。
正直、冷静に考えると危険な道のりである。
再戦で負けてしまうと引退の可能性もあるみたいやし。
しかし!
あえてそこに行く事が”男”ですなぁ~!
ボクサーとして、チャンピオンとしてのプライドを傷つけられたままでは周りが許しても自分自身が許
せんのだろう。
正直負けてから上の階級でタイトル取って複数階級制覇ってボクシングファンとしてみるとウ~ん?ッ
て感じはあるんやよな。
バンタム級での減量はキツそうやったけど調整法を変えてモンティエル戦ではリミットアンダーで計量
をクリアしたぐらいやからウェイトの問題は大丈夫やと思うし、何より防衛戦を続けるて行くとモチベ
ーションが下がって行く可能性もあると思うが、今回はリベンジマッチ!
モチベーション低下どころか復讐心に燃え上がる?
バンタム級で続けていく事に不安の声もあるがベテランにしてプロ中のプロ!
調整失敗などありえんでしょ?
どうせ、勝ったら返上して間違いなくラスベガスでのビッグマッチ路線に移行できるきっかけやし、負
ければ引退の心意気、最後のバンタム戦と考えても差し支えないやろ?
手術後の経過も良好そうやし、えぇ休養になるんちゃうかな?
新聞記事。
しかし、まともなボクサー特にチャンピオンになるような人はプライド高いし、自分が負けたことが悔
しくて仕方ないんやろうな~
オイラ、ダメボクサーやったから一回KO負けした選手と試合するの絶対に嫌やったわ。
負けた直後は悔しくてしょうがなかったけど、時間がたつにつれそういう気持ちも薄れ相手に対する恐
怖が心を支配していった。
その負けた相手と又やらなアカンと決まった瞬間(新人王トーナメントに負けた相手の名前が載って
た)オイラ、絶望したもんやったわ・・・
そんな心意気やから強いボクサーになれんかったんやよな。
案の定、再戦でも負けちゃいましたわ・・・
まぁKO負けしなかったのがオイラのちっちゃいプライドでしたが、そんなことでは人生の勝利者には
なれないんでこれを読んだ人は反面教師として、生きていくうえで勝ちを狙っていって下さい(笑)
まぁ、人生の勝ち組負け組とか言うけどそんなん自分の気持ちしだいやからそういう意味ではなく気持
ちの上で勝負の前から負けを認めちゃダメって意味ですわ。
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