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ボクシングの事書いてます

ファイト

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 今回は、原作 ちばけんさく 作画 杉崎守 の「ファイト」全一巻の紹介を。 

 この漫画は10年以上前に月刊少年ジャンプで連載してたみたいやな。

 もちろん、連載当時は読んでない。

 古本屋で見つけて買ったのだ。

 少年ジャンプの編集者は、人気がないとすぐに連載を打ち切るんでこの漫画も人気がなかったんやろ

う、一巻だけで終わってしまってる・・・

 では、内容を。

 主人公、錦織攻は、田舎に住む、ボクシング大好きな高校生。

 田舎に住んでるので近くにボクシングジムはなく自分の家で自分で作ったサンドバックやパンチングボ

ールで毎日自主トレをしながらプロボクサーを目指している。

 プロボクサーを目指すようになったきっかけは、子供の頃崖から転げ落ちて死にそうになった時に助け

てくれた人が無名のプロボクサーだったため、その勇気に感動したからだった。

 そんなある日、自転車で2時間はかかる場所にプロのボクシングジムが移転してくること知り、早速入

門することに。

 そこで、プロで2戦2勝2KOの四回戦ボクサーにマニアならではのいらないこと(笑)を言い過ぎて

怒らせてしまうのだった~!

 右ストレートを打った瞬間に左ガードが下がるとか、チャベスやレナードの名前を出してそれのマネを

するとか・・・

 正直、やさしいオイラでも素人にそんなこと言われたら怒りますわ!

 案の定漫画のお約束、スパーリングをすることに!

 初めての実戦でボコボコにされ、会長に実家に送ってもらうのだった・・・

 そこで、会長が両親に謝ってる時に、もう一度スパーリングをさせてもらうように頼む主人公!

 一ヵ月後に決まったスパーリングの前に猛特訓を行い恐怖心を克服し再戦に挑む!

 そして、相手をKOしてしまうのだった!

 漫画ではこういうシーンが多いんやけど、実際はスパーリングの経験がないとなかなかうまいこと行か

ないのが現実でしょうな~

 ただ、まるっきりのウソと言うわけでもなく本当に才能があれば、初心者でもプロを倒すことはあるら

しい。

 日本人初の世界チャンピオン、故白井義男さんは、初めてジムに行ってその日にプロとやらされてKO

したと言う伝説が残ってるのだ。

 まぁただの伝説なんかも知らんけど・・・

 オイラは、そう言うサプライズは実際にはジムでは見たことないな~

 オイラ自身、世界チャンプ経験者の井岡さんや山口圭司とスパーを腐るほどしてきたけどぐらつかせた

ことすらないし、もしジャッジつけてもポイントすら取ったことないかも(笑)

 オイラはそこで当たり前と思ってたから伸びないんやよな~

 悔しい、悔しいと研究して、ちょっとでも有利に、ポイントを取ってやろうとする心意気があればもう

少しましなボクサーになれたんやろうけど、そう思わないところが才能のなさとも言えるのだ・・・

 ボクシングの才能と言うのは、なにも運動神経的なことだけではないからな。

 
 話は戻って、会長が知り合いの名門ジムに挨拶に行く事になり主人公も連れて行ってもらう事に・・・

 ここでも、お約束のトラブル!

 名門ジムに入門したアマエリートにいきなりスパーリングを申し込んでしまうのだ!

 そこでまたもやボコボコにされる主人公!

 それからまたもや猛特訓をして次はプロテスト!

 ご都合主義というなかれ・・・

 プロテストは案の定ボコボコにされたアマエリートとの対決!

 アマエリートと互角以上のスパーリングをこなしプロライセンスを獲得した所で物語は終わってしま

うのであった・・・



 この漫画、原作者か作画家、もしくは両方がボクシングマニアなんやろうな~

 所々にチャベス、レナード、タイソン、アリ、ハグラーなんて名前が出てきて絵もしっかり似せて描い

てる。

 ただ、そんなマニアックなことを描いても週刊よりも低年齢層を読者としてる月刊ジャンプには喜ぶ読

者はいない・・・

 この原作者はこの漫画しか知らないし、作画家はキックボクシング漫画「キック・ザ・ちゅう」しか知

らない。

 作画家は結構絵もうまいんやけど、もう漫画家やめたんかな?

 気になる人は、ブックオフの100円コーナー探してみてくださ~い!

 

 

 



        
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