え~!ジェームス・トニーが総合格闘技へ・・・
UFCのダナ・ホワイト社長は、ボクシング元IBF世界王者のジェームズ・トニーと契約したと発表した。
1988年にプロデビューを果たしたトニーは、IBFミドル級、スーパーミドル級、クルーザー級の3階級制覇を成し遂げた伝説的な選手。今年で42歳になるが、通算成績は83戦して72勝6分け3敗(2ノーコンテスト)、そのうち44勝が実にKO勝ちと驚異的な数字を残している。
ダナはトニーの活躍に期待を寄せる。
「トニーはボクシングで素晴らしい記録を残したレジェンド。私を含めて多くの人が彼を尊敬している。そして今はMMAで成功しようと意欲を見せている。彼が成功できるかどうか見守りましょう」
「トニーはボクシングで素晴らしい記録を残したレジェンド。私を含めて多くの人が彼を尊敬している。そして今はMMAで成功しようと意欲を見せている。彼が成功できるかどうか見守りましょう」
もちろん不安がないわけではない。同じ格闘技とはいえボクシングとは違う競技の性質、加齢による衰え。これまでも多くのプロボクサーがUFCに挑戦してきたが、さしたるインパクトを残せなかった。
それでも、とダナは言う。
「確かにたくさんのボクサーが過去に出場しているが、誰もトニーほどのレベルではなかった。」
それでも、とダナは言う。
「確かにたくさんのボクサーが過去に出場しているが、誰もトニーほどのレベルではなかった。」
現在UFCにはマーカス・デイビスやクリス・ライトル、アレッシオ・サカラなどプロボクシング経験のある選手がいるが、この日の発表でトニーは最も成功したボクサーとしてオクタゴンで戦うことになった。果たしてトニーはその実績に見合った活躍を披露できるのか。
なお、デビューの日時と対戦相手は後日発表される。
なお、デビューの日時と対戦相手は後日発表される。
この写真はジェームス・トニーがまだミドル級だった時のもの。
でもたいした活躍せんとやられるんちゃうかな~
新しいこと始めるのには年をとりすぎてるからな・・・
ここでちょっとトニーの略歴を。
元、IBFミドル、スーパーミドル、クルーザー級王者。
戦績 83戦 72勝(43KO) 6敗 2NC
マイケル・ナンから、番狂わせでミドル級王座を奪い6度防衛した後アイバン・バークレイからスーパ
ーミドル級の王座を奪い二階級制覇。
このタイトルはロイ・ジョーンズに奪われる。
ここからトニーの苦難の道が始まるのだった・・・
長い間マイナー団体の王座のLヘビー、クルーザー、スーパークルーザー級!(?)王者などに甘んじ
て表舞台での活躍がなかったのだ。
しかしワリシー・ジロフからクルザー級王座を奪うといきなりヘビー級にあげてホリーフィールドと対
戦、この歴戦の勇士を倒してしまうのだ!
そして、ジョン・ルイスの持つヘビー級王座に挑戦、これを判定で下す!
ロイ・ジョーンズに続いての快挙になると思いきや、ドーピング検査に引っかかりこのタイトルは剥
奪。
ハシム・ラクマンに挑戦するもドロー。
その後、サミュエル・ピーターに連敗。
有名ボクサーが他の格闘技に転向して成功した話は聞かないんでやめてほしいですな・・・