ボクシングは人生のご飯です 僕らはジョーを待っている
作家の立松和平さんが亡くなりましたな・・・
オイラ小説は読まないけど立松氏のボクシングエッセイを持ってるんで追悼の意味をこめて紹介し
ます。
これで~す!
立松氏は、ボクシングジムに通うほどのボクシングファンだったらしい。 この世代の人たちはボクシングの黄金時代に青春を送ってるから思い入れが強いのだ。
と重ね合わせて見ていたというエピソードはあまりにも70年代を象徴した話やと思う。
立松氏はボクシングの専門家でも解説者でもないんであくまでもファンの目線で書いてるのが好感が
持てる。
ボクシング人気を盛り上げようと「あしたのジョー」や映画「ロッキー」の話、昔の名試合なんかの
話を織り込みながらボクシングへの思いを熱く書き連ねてる。
立松氏が通っていたジムは、故バトルホーク風間氏が主催していたIBFジャパン所属の「バトルホ
ーク風間ジム」である。
IBFジャパンの存在はしらない人もいるかも知れないので説明すると、奈良池田ジムの池田会長と
る。
そのIBFジャパン所属の選手でIBFの世界タイトルを取った選手がいる。
”誰も知らない世界チャンピオン”IBFバンダム級チャンピオン 新垣諭である。
新垣氏のことは本当にボクシングマニアしか存在を知らないやろうな・・・
新垣氏はあの”オーストラリアの荒馬”三階級制覇王者ジェフ・フェネックとも闘ってるんやけどな
~
ボクシング雑誌でめったに書かれることはないし、TVに出てくることはまずない。
昔にTVのドキュメントで少し取り上げられていたぐらい違うかな?
だから、新垣氏のことをを書いてる文章というのも少ないんやけど、同じジムで動いていたこともあ
り新垣氏のことも書かれている。
これは中々貴重な文やろうな。
こういうファンの目線で書かれてるボクシング書は、ボクサーに対する愛情があふれてて気持ちがえ
ぇな。
立松和平さん、安らかにお眠りください・・・ 合掌