セレス小林自伝 事務仕事(ジムワーク)
を。
これだぁ~!
まずは、セレス小林氏のボクサーとしての紹介を。
国際ジム所属 戦績 32戦 24勝(14KO)5敗 3分 左ボクサーファイター
これが現役時代、日本タイトル戦の後に撮られたであろう写真。
黒星でデビューしてる、非エリートボクサーですな。
日本タイトルは、スズキカバトに三回目の挑戦でやっと獲得(一度目は引き分け、二度目は判定負け)
初防衛は後の東洋チャンピオン石原康英。
この試合は、石原選手の日本タイトル最短奪取記録がかかってた試合なんやよな。
これを7TKOで退け、日本タイトルを4度防衛した後、当時のWBCフライ級チャンピオン
「マルコム・ツニャカオ」に挑戦するも惜しくも引き分け。
しかし、調整試合をはさまずに一階級クラスを上げ、当時のWBAスーパーフライ級チャンプ「レオ・
ガメス」に挑戦、これを10ラウンドTKOに切って落とし世界チャンピオンに。
しかし、二度目の防衛戦の相手が悪かった・・・
当時、全戦全勝全KOで勢いに乗りまくっていたアレクサンドル・ムニョス。
この試合は、すごかった!
オイラ正直セレス小林という選手をそれほど評価してなかった(あくまでマニアとしてです)から即効
倒されてしまうと思ってたけど、大善戦!
結局は負けてしまったんやけど、えぇ試合でしたわ。
この試合で王座滑落して、引退。
引退後はタレント活動もしてたみたいやけど、現在は自分のジム「セレス小林ボクシングジム」の会長
をしてますわ。
顔に出てるよな。
モノすごく誠実そうな顔してる。
セレス小林会長は、現役時代葬儀屋で働くサラリーマンボクサーやった。(題名の事務仕事はそこにか
けてる)
葬儀で、見知らぬ子が亡くなったのを知って、仕事なのに号泣してしまったエピソードなんかが書かれ
てるんやけど人柄がわかるエピソードやよな。
そんなセレス小林会長も、若い頃は結構やんちゃやったみたいですわ~
悪そうですな~
結構、元不良の自伝って
「俺はこんなけ悪いことした!」
「俺は、喧嘩は負け知らず!」
見たいなのが多いなか、セレス小林会長は、悪の仲間とつるんでたのしんでただけというスタンスで書
いてるのでモノすごく好感がもてましたわ。
ボクシング的にモノすごい評価されてるチャンピオンじゃなかったんで、あんまり語られることのない
元チャンピオン(失礼)かも知れないけど、努力と誠実さでチャンピオンになった尊敬に値するボクサー
ですわ~!
知らなかった人、これを読んで興味を持った人は、それほど古くないんで見つかる可能性が高いんで読
んで見てください!
改めて、その人柄のファンになること請け合いです!