らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

私立探偵濱マイクシリーズ

永瀬正敏主演、林海象監督の映画、濱マイクシリーズの紹介を。

 このシリーズ、数年前にTVシリーズにやってたから知ってる人もおると思うけど、TVシリーズはや

たら往年の人気探偵ドラマ、優作の「探偵物語」、ショーケンの「傷だらけの天使」を意識した作りになっ

てたんやけど、この映画版はまったくの独自路線やった。

 主人公、濱マイク(永瀬正敏)は、横浜の黄金町にある映画館、横浜日劇の二階で探偵をやってる。

 探偵の師匠、宍戸錠が役名もそのままに出てたり、ナンちゃんが仲間の白タク運転手で出てたりしてま

すわ。

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 第一作目の「我が人生最悪の時」

 台湾マフィアが絡んだ友情物語。

 ヤクザの親分役で佐野史郎が出演してますわ。

 なぜか、これだけ白黒なんやよな。

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 第二作目「遥かな時代の階段を」

 横浜の”川”の利権と、マイクの母親との話。

 敵のボスの片腕で杉本哲太が出演。

 前作と同じ役で佐野史郎も出演。

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 第三作目「罠」

 これは当時少し流行ってたサイコサスペンス調になってる。

 山口智子が謎の女役で出演。

 杉本哲太佐野史郎は違う役で出演してますな。

 


 この映画、一作目は劇場で見れなかったんやよな。(多分メキシコにおった)

 で、見たのが、横浜に住んでるジムの後輩の家。(後輩は、元々横浜出身で後に大橋ジムに移籍した)

 偶然、横浜が舞台の映画を横浜で見たんやけど、この探偵事務所のある、横浜日劇どっかで見たことあ

るな~と思ったら、なんと、高校生の時に映画を見に来てたんやよな。

 オイラの出身高校は、山梨県にある全寮制の「日本航空学園」というところなんやけど、変な学校やっ

た。

 一年生は映画館に行ったらアカンという暗黙のルールがあったのだ。

 夏、冬、春の長期休暇の時にオイラはいつも直接大阪に帰らず、中学生の時に一年だけ住んでた東京の

江東区、深川にある、知り合いの家に泊まって東京で遊んでから大阪に帰ってた。

 で、東京にいる時に見逃した映画をどこでやってるか”ぴあ”で探したらやってるのは横浜の日劇だっ

たのだ。

 わざわざ、横浜まで見に行きましたわ・・・

 その映画は、ゴットファーザーの原作者、マリオ・プーヅウが書いた本の映画化、クリストファー・ラ

ンバート主演の「シシリアン」。(当時ギャング映画にはまってた)

 はっきり言うておもろなかった・・・

 わざわざ横浜まで見に来たのに・・・(涙)

 同時上映は、リドリー・スコット監督の「誰かに見られてる」こっちの方がおもろかった。

 三本立てやったけどもう一本は途中から入ってチャンと見てないし知らん人ばっかり出てたからいまだ

に題名もわからんねん。

 なんか、自分が縁もゆかりもないような所に見に行った映画館が、見た映画で使われていた偶然が妙に

うれしかったんやよな。

 それから何年かして又横浜に行ったときにチャンと行きましたわ。

 で、後輩に記念撮影頼んだら嫌がって撮ってくれんかった・・・

 そのことを悔やんでたのでずっといつかリベンジしようと思ってたんやけど、最近知ったんやけどこの

映画館つぶれたみたいですな・・・(涙)



 映画の紹介というよりまたもやオイラの思い出話になってもうたけど、この濱マイクシリーズ、映画は

TVシリーズよりは面白いよ~!


 
  

 
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