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ボクシングの事書いてます

B・B (BURNING BLOOD)

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 今回は、投票で一番人気のない、[B・B」の紹介を。

 あしたのジョー、がんばれ元気は名作中の名作、リングにかけろはボクシング漫画の常識をフライング

し、新ジャンルを築いた迷作!続編も最近まで連載してたし、はじめの一歩は、現在連載中の人気漫画。

 こう、考えると不利なのはしょうがないよな・・・

 しかし、「B・B」も連載当時は、なかなかの人気漫画で、コミックで31巻も出てる長編漫画であ

る。(現在出てるコミックB6版では16巻)

 ちょい前まで、80年代以前のカルチャーは色々評価されてきたけど、最近やっと80年代のカルチ

ャーが評価されるようになって来たんで「B・B」もそろそろなんかしらの評価はされるんちゃうかな?

 で、漫画の内容を。

 横須賀の不良少年「高樹翎」通称B・Bが、女の子を助けるために不良軍団を叩きのめしていたら、不

良軍団のスケット、元不良少年だった森山仁に叩きのめされる。

 運命のライバルとの出会いですな。

 森山仁が、案の定ボクシングをやってて、高校アマチュアでの対戦の為にボクシングを始めるB・B!

 高校のアマチュア大会に出ながら新たなライバルが出てきたりすのだが、その中の一人を喧嘩(試合で

はない)殴り殺して逃亡!(後に正当防衛で罪にはならないと判明するがそれはもっと先の話)

 このあたりから普通のボクシング漫画じゃなくなってくる。

 森山と決着をつけないまま、貨物船に乗り、アメリカへ。

 アメリカについて、市民権を取るためにマフィアと契約して地下プロレスならぬ地下ボクシングで活

躍!

 この時に、色々な敵と戦いながら仲間を増やしていく。

 しかし、マフィアの裏切りにあい、殺し合いとなり、ボスを倒して逃亡!

 途方にくれていると仲間の一人マジシャンが実は傭兵で、B・Bも傭兵になるのだ!

 もう、ボクシング漫画じゃなくなってるよな・・・

 アフリカで傭兵として戦ってるときに、記憶喪失になって敵に寝返ったりボクシング対決したりと色々

あって、最後は、捕虜になっていた大財閥のドンを助けアメリカに戻る。

 都合の良いことに、助けた財閥のボスからの援助をうけ、大々的にボクサーとしてアメリカデビュー!

 B・Bが、そんな波乱万丈に生きてる間にライバルの森山仁は、実の父との再会、死別、そのショック

での敗戦、などを乗り越えて世界チャンピオンになっていたのだ!

 そこから、色々なドラマ(日本への帰国、恋人の死、戦争での身体へのダメージなど)があってB・B

は、森山仁の一つ下の階級で、統一チャンピオンになっていく。

 途中、アマ時代のライバルの再登場や、B・Bの敗戦などがあるけど、最後のさいご、森山仁との対決

を実現させるのだ!

 この漫画のひとつの見所と言うか、売りがある。

 B・Bの必殺技「10cmの爆弾」だ!

 相手との身体と拳の隙間が10cmで打たれるブローなんやけど、とてつもなくすごい破壊力を持ってい

る。

 傭兵やってるときにそのパンチで相手の腹とかに穴開けたりして殺してたな・・・(北斗神拳か!)

 ドンドン、ボクシングから離れていってむちゃくちゃになるんやけど、この「10cmno爆弾」のモデル

は、ブルース・リー師父のワンインチパンチがモデルやね。

 ワンインチの隙間で相手を後方にぶっばすパンチですわ。

 他に骨法って格闘技の「通し」って技もこれに似た技やった。

 そういう技がボクシングに応用できるかどうかわからんけど、そこはほんの少しのリアリティがある。

 でも、内容は、ムチャクチャといえばそうなんやけど、漫画として割り切ってみたら案外楽しめます

わ。

 ただ、ボクシング漫画として見た場合、話がそれすぎるし、違う方向にスケールがでかくなりすぎなん

やよな・・・

 ちなみに、これが終わった後に少年サンデーで石渡治が連載していた、「LOVE]ってテニス漫画

は、間接的な続編で、B・Bの娘が主人公らしい。(読んだことないんで詳しいことは知りません)

 これを読んで気になった人は、B6版は絶版になってないはずなので普通の本屋で注文すれば手にはい

るはずです。

 それか、ブックオフに行けば100円で売ってると思うんで買うか、漫画喫茶に行って読んで見てくだ

さ~い!

 

 
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