火鍋

　
　正月に実家に帰ったとき、小学校、中学校の同級生の幼なじみが、家で「火鍋」をするから来いという

ので行った。

　その幼なじみ、Ｙ君の奥さんは中国の人なのだ。

　そいつは思いっきり右に寄った考えの男なんで、夫婦間での争いはいつも政治的な話で、横で聞いてる

と笑える半面勉強になるんやよね。

　その奥さんが、作ったのがこの火鍋ですわ。

　鍋が二つに分かれてて、一度に二種類の味の鍋が楽しめるって寸法ですな。

　で、片方は、海鮮鍋、もう一つは激辛鍋やった。

　Ｙ君はオイラがタイ料理が好きなの知ってるから、辛いほうをいけいけ言うのでそればっかり食べてた

んやけど、本当はもっと海鮮鍋食いたかったなぁ・・・

　でも、両方ともめちゃうまでしたわ。

　辛いほうは、だんだんなれてきた（麻痺してきた？）んでガツガツいってたけど、その舌で海鮮食べて

もイマイチ味がわからんようになってたな～

　鍋の最後は、ラーメンを入れて閉めました。

　いやぁ～、うまかったわ。

　でも、ちょっとの間、山椒の辛味で舌がピリピリしてたんやけどな。

　Ｙ君、奥さんご馳走様！ありがとさ～ん！


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