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ドン・キングの真実 アメリカなればこそ

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 今回は、「ドン・キングの真実」の紹介を。

 作者、ジャック・ニューフィールド   訳 公庄さつき  監修 十志右

 最近、又ドン・キングが日本に来るようになったよな。

 小堀チャンプの興行権を持ってるし、石田君とも契約を交わしたからな。

 最初、ドン・キングを見たときは、おもろい髪形したタイソンの試合でよく映ってるおっさん程度にし

か思わなかった。

 漫画、「ろくでなしブルース」に校長で出ていて喜んでたくらいやったもんな~

 でも、だんだん悪い奴というのがわかってきた。

 まず、タイソンのチームがバラバラにになったのはキングのしわざやもんな。

 チームタイソンが、バラバラにならんかったらタイソンはもっと防衛を続けてたはずやで。

 外側から見ると何で、あんな悪い奴にみんな、なびくんやろうって思うんやけど、多分キングは人心掌

握にものすごい才能を持ってるんやろな。

 甘い言葉、優しい言葉をかけてボクサーを引き込んで利用するだけ利用して後はポイ!

 それだけなら、まだ、ビジネスやからしかたない部分あるんやろうけど、キングは金も払わないし、契

約も破る。

 オイラの好きなボクサー ジェラルド・マクラレンは試合で失明&下半身不随になってしまったんやけ

ど、商品価値がなくなったらほったらかしで、保証金も払わないらしい。

 おまけに、逆らったりしたら、脅迫したり、命すら狙われかねんしな。

 本当にめちゃくちゃやで。

 キングは、アリVSフォアマン、いわゆる「キンシャサの奇跡」の試合でボクシング界に参入したんや

けど、アリも相当搾取されてるみたいやな。

 キングは元々、犯罪にかかわってる、ダークサイドの人間で、人を殺して刑務所にもはいっていたこと

もあるような男なんやよな。

 そんな男がいまや億万長者である・・・

 まぁ、ある意味天才なんやろけど、許されるべき男ではないことはこの本を読めばわかる。

 キングのことを、爆発頭のでっかい黒人、としか思ってない人はこの本を読んでみて欲しい。

 オイラはこの本を読んで、叩きのめすどころかぶっ殺したいとまで思った。(反対に殺されるやろうけ

ど)

 この本は、たまに古本屋でも見かけるし、多分廃刊になってないんちゃうかな?

 まぁ、興味ある人は読んでみてください!

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