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ボクシングの事書いてます

ジェラルド”G-MAN”マクラレン

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 この間書いた記事に出ていた、ジェラルド・マクラレンの紹介を。
         
        ↓
  http://blogs.yahoo.co.jp/boxerhiko/57795269.html


 戦績 34戦 31勝(29KO)3敗

 ニックネームはG-MAN

 29KOのうち1ラウンドKO勝ちが20という、”超”速攻型の倒し屋。

 トーマス・ハーンズ等が所属していたデトロイトのクロンクジムのボクサー。

 ハグラーと激闘をくりひろげたジョン”ザ・ビースト”ムガビを1ラウンドKOで破りWBOミドル級

チャンピオンに。(当時はWBOはまだまだマイナーな存在だったが)

 そのタイトルを獲った後の試合をすべて1ラウンドでかたづけ、満を持してメジャー団体WBCミドル

級王者、ジュリアン”ホーク”ジャクソンに挑む。

 このジャクソンも、物すごいKOパンチャーやったんやよね。←又紹介します


 この試合を激闘の末、5ラウンドKO勝ちしWBCミドル級王者に。

 このタイトルの防衛戦三度はすべて1ラウンドKO勝ち!

 これは物凄いことやよね。

 日本人ボクサーなんて、チャンピオンんになるまで、ずっとKO勝ちしてきていてもチャンピオンにな

ったらとたんに判定勝ちが多くなる選手ばっかりやもんな。

 これは批判というより、当たり前で対戦相手のレベルが上がるから仕方ないことなんやよね。

 世界で見ても、バルガス、フレイタスなんかもオールKOでチャンピオンになったけど、防衛するよう

になって徐々に判定が多くなつてきたもんな。

 まぁ、ボクシングが変わっていくという理由もあるんやけど・・・

 オイラ、WBCの三度目の防衛戦、ジュリアン・ジャクソン戦をメキシコにいるときにTVでみたんや

けど衝撃的やったなぁ~

 いっぺんでファンになったもんな。

 ただ、このマクラレンちょっと変わり者て言うかわがままなところがあるみたいで、スパーリングを嫌

がって全然やらんと試合しようとするみたいやねん。

 そんなわがままがたたって、チャンプになる前に二試合ほど負けてるんやよね。

 そういうわがままな性格が嫌われたのか、マクラレンはクロンクジムの証、クロンクゴールドと言われ

るハーンズなんかがよく履いていたゴールド(黄色にしか見えんけど)のトランクスをはかないで試合を

してることが多いし、最後の試合ナイジェル・ベン戦ではクロンクの総帥エマニュエル・スチュワートは

セコンドについてなかったはず。

 だいたい、マクラレンぐらいの選手になればわざわざイギリスに行かんでもベンをアメリカに呼べたは

ずやのに・・・

 ベン戦の反則打により、失明し下半身不随で車イス生活、24時間体制での看護が必要らしい。

 マクラレンは、アナ時代ロイ・ジョーンズに勝ってるんやよね。

 ベンに勝ったら、多分ロイ・ジョーンズとのビッグマッチが組まれ、ハグラーやレナード、ハーンズ、

デュランが活躍した80年代中量級の夢を再びって感じで盛り上がったんやろうになぁ・・・

 このことは、ロイ・ジョーンズがライバルに恵まれず、孤高の天才と言われた事の直接の原因やろな。

 マクラレンのファンは今でも多いんやけど、悲しい話やよなぁ・・・

 
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