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ボクシングの事書いてます

リングサイド50年

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 郡司信夫 著 リングサイド50年。

 この本は、明治、大正、昭和、平成を生き抜いた、故、郡司信夫氏の本である。

 最近の若いファンは郡司信夫なんて知らんと思うけど、昔からのファンにはなじみの名前である。

 もう、亡くなってどれぐらいたつんかな?

 オイラは別に何の思い入れもないんやけどね。

 この郡司さんも、ボクシング経験はなかったはずやと思う。

 TBSの解説者をやってたらしい。

 らしいというのは、記憶がないからだ。

 昔はたいしたボクシングファンちゃうし、子供やったから、この解説者はどうだ、こうだなんてマニア

ックな事気にしてないもんな。(今でもか)

 この本は、日本ボクシングの創世記から順に、年代を追って書いてるんやけど、やっぱり若い頃見たボ

クサーのほうが印象は深いんやろう、前半は、大昔の試合の映像も残ってないようなボクサーの話にふら

れている。

 普通の人が知ってるのはピストン堀口ぐらいやろうな。

 それから、戦後の白井、原田、と続いていくのだ。

 まぁ、時代、時代で書いてるのであんまりツッコんで書いてないんで好きなボクサーが出てきたときな

んかはものたりないんやけどね。

 最後に、辰吉、鬼塚などの名前が出てきて、これから世界へ羽ばたいていくのだろうといった感じで終

わる。

 まさに、日本ボクシングの歴史書やな。

 そんなに面白い本ではないが資料的には、ありかな?

 まぁ、こんな本あんまり古本屋にも置いてないんやろな。

 まぁ、ボクシングの歴史の勉強がしたい人は図書館などで探してみるのもえぇんとちがうかな。

 ちなみに、オイラは、世界も日本も、ギリギリ70年代ぐらいまでしか、興味ないですな。

 ボクサーで言えば、日本人は、大場政夫、輪島功一、外国人は、サンチェス、ゴメス、サラテぐらいか

らですわ。

 まぁ、たいていの人は自分の時代にしか興味ないんやろうけど・・・