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ボクシングの事書いてます

平仲明信

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 前回、一緒に撮った写真をアップした、平仲明信、現平仲ボクシングスクール会長である。

 元、WBAジュニア・ウェルター級チャンピオンで、今現在最後の海外で世界タイトルを奪取した日本

人でもある。

 戦績22戦、20勝(18KO)2敗

 日本タイトルをデビューより四戦目で奪取(日本タイ記録)以後9度防衛。

 18戦目にイタリアで、WBAジュニアウエルターチャンピオン、ファン・マルチン・コッヂ(アルゼ

ンチン)に挑戦。

 ダウン応酬の熱戦だったが、惜しくも判定負け。(勝っていたという意見多数)

 コッヂとは、再戦も決まっていたのだが過度のトレーニングにより、病に冒され試合をキャンセル。

 本当についてないというか、ムチャというか・・・

 しかし、相手は変わったが再度の世界挑戦も決まった。(このときもプロモーターとの駆け引き、二度

の試合延期などで苦労はなくならんかったみたいやけど)

 相手は、WBAジュニアウエルター級チャンプ、エドウィン・ロサリオ!

 超一級もいいところ、負けはしたがフリオ・セサール・チャベスヘクター・カマチョ等のスーパース

ターとも戦っている。(カマチョには勝っていたとの意見も)

 海外奪取した日本人はほかにもいるけど、こんな強豪とした人もそうはおらんやろ?

 その強豪相手にまさかの、1R,KO勝ち!

 もの凄過ぎる!

 残念ながら、初防衛戦で、ポイントは取っていたのに伏兵モーリス・イーストにまさかの逆転負けを喫

してしまうのだが・・・

 その後も再起の道を探っていたが、試合での脳内出血もあり、引退、今に至る。

 この人は、風貌、パンチ力、つきのなさなどで語られることもあるが、やはり一番かたられるべき事

は、「沖縄から世界へ」にこだわったことやろうな。

 まぁ、そのせいでせんでいい苦労もしたわけなんやが・・・

 そのこだわりを達成させたことは本当に価値あることやと思う。


 平仲会長の事は、「ボクサー回流」という本に詳しく書かれてるので、その本もそのうちに紹介しま

す。