どついたるねん
この映画は、ボクシングを始める直前に見たんやよね。
別にこれを見て始めようと思った分けちゃうけど。
赤井さんは、グリーンツダジムの大先輩なんやけど、ジムには来ないのでちゃんと会ったことはない。
津田会長が倒れた時に、ジムに来てたのをチラッと見ただけだ。
今の若い奴は赤井さんが元ボクサーというのも知らん奴がおる。
あぁ、あのアリさんマークの引越社の人ね、見たいに言うてる。
この「どついたるねん」は赤井さんの主演デビュー作なんやけど、監督の阪本順治もデビュー作であ
る。
阪本監督には会って握手してもろたことあるんやけどなぁ。
この頃の赤井さんはホンマにかっこええ！
身体も引き締まってまさにボクサーやった。
まだ、現役やった大和武士も出てたし、赤井さんの最後の試合相手、大和田正春もでてた。
他には、ゲストでちらりと渡辺二郎氏、六車氏、輪島会長、串木野さんがでてましたな。
グリーンツダジムのあった天下茶屋界隈が舞台となってるので、知ってるところがよくうつってる。
「あっここあそこやん！」
とか言いながら見てたもんである。
初めて見た頃は新世界なんか行った事もなかったんですごく憧れた。
映ってた店でホルモンそば食べたなぁ。
やっぱりボクシングシーンはボクサーが演じているので役者がやってるのとは全然違う。
レイジング・ブルでデ・ニーロがファイトシーンを演じていたがこっちのほうが絶対えぇ！
劇中、赤井さんが、
「どついて、どついて、どつきまくる！それが俺のボクシングや！」
ていうようなセリフがあるんやけど、オイラはそのまんまのボクサーになってもうた。
別に意識してたわけじゃない（意識してするようなことじゃないし）んやけどなぁ。
原田芳雄がドランカーのトレーナー役で出てるんやけど、よくオイラのトレーナーＫＡＭＩＫＡＺＥ氏
がマネしてたな。
内容は現実の赤井さんの事故、大和田戦の後に意識不明にって開頭手術した後から始まる。
まぁ、そこからがフィクションなんやけど。
「どついたるねん」ボクシングファンにも楽しめる作品なので未見の人は見てみたら？
ＰＳ
赤井さんとは、その後ボクシング関係の人に電話したら横にいたらしく少しだけ話をさせていただきま
した。
緊張したわぁ～（汗）
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