6月19日、幕張メッセ。WBAライトフライ級スーパーチャンピオン、京口紘人に注目だ!
林壮一さんが二階級制覇王者、京口紘人選手の防衛戦について書いてます。
京口選手の防衛戦の相手は元ルンピニー王者!
タイのボクサーのほとんどがムエタイ出身。
元世界王者でムエタイ経験がないのはサマン・ソーチャトロンとイーグル・デン・ジュラパン(京和)ぐらいかな?
京口選手、プロに入って試合数そう多くはないのに5,6人とのサウスポー対戦経験があるというのはサウスポーが得意というかお手の物って感じなんでしょうなぁ。
他のサウスポーとやるときはこれと言って苦手意識もなかったんで別に苦もなかったし、メキシコでの試合はサウスポーと聞いてなかったのにリングに上がって試合途中で気づいた(笑)
でも、勝ったんでサウスポーは別に嫌いじゃなかったけど、一度引退してタイでカンバックした時、ムエタイの選手とスパーリングしてたんですがその中でサウスポーとスパーしたら全然パンチ当らなくてかなりやりずらかった…
ムエタイとは距離感が違うんで届かないんですわ…
結局、距離感がつかめないままやられ続けた経験がある。
で、試合でもタイでの3試合目、サウスポーだったんですがこの試合、全然良い所なくやられたんですがスパーリングよりはパンチが当たった。
これはスパーリングの相手がうま過ぎたというよりもボクシングとムエタイの距離感というか間合いの違いの問題なんでしょうなぁ。
自分はガンガンのファイターなんで相手との距離を潰して責めて行くんですが今まで世界レベルの人間とも沢山スパーしてきたけどムエタイのサウスポーほどやりにくさを感じたことはなかった…
それ以降、ずっとサウスポーに苦手意識を持ってしまった…
タイから帰った後、ツダジムでサウスポーの世界ランカーにボディ効かされてタイムいれたり、メキシコのロマンサジムで元世界王者でサウスポーのエンリケ・サンチェスにもボディ効かされたり(笑)
何しろ苦手意識が払拭できなくなった…
で、決まったWBFタイトルの相手はサウスポーのソムサック・シンチャチャワン…
その為にディフェンス・マスター本田秀伸とスパーして全くパンチ当らず余計に苦手意識増幅(笑)
まぁソムサックとの試合は向うが足使って距離をとるタイプじゃないのでスイスイよけられて空回りなんてことはなかったんで良かったですが。
まぁ実力が違うんでやられてただけですが(笑)
何しろ、サウスポーへの苦手意識、なかなか払拭できない部分があるので現役の選手は自分よりも少し実力が劣るぐらいの選手とバンバンスパーリングこなして苦手意識を吹き飛ばすことをお勧めします。
間違っても強い奴とやって自分みたいに苦手意識を増幅しないように(笑)