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尾川堅一,復帰戦結果


尾川堅一、1年2か月ぶりの復帰戦で白星「押しつぶされそうなくらい緊張した」

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報知新聞社後援 プロボクシング・ダイナミックグローブ ▽10回戦 ○尾川堅一(判定)ロルダン・アルデア●(2日、東京・後楽園ホール

 前日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(31)=帝拳=が、1年2か月ぶりの復帰戦を白星で飾った。ロルダン・アルデア(24)=フィリピン=に3―0の判定勝ち。2017年12月のIBF世界同級王座決定戦で判定勝ちした後に薬物違反で無効試合となり、1年間の資格停止処分を受けたが、再び世界王座への挑戦が始まった。尾川の戦績は23勝(17KO)1敗1無効試合、アルデアは11勝(6KO)7敗1分け。

 拳から伝わる感触が、尾川に生きがいを与えた。序盤からタイミング良く右ストレートを数発。守備重視の相手に苦戦したが、7回にカウンター気味の右から連打を浴びせた。終始ペースを握った3―0の判定勝ち。「この復帰戦は怖くて…。押しつぶされそうなくらい緊張した」。尾川コールを受けて戦い、リングインタビューで涙を拭った。

 薬物違反の発覚直後は、ボクシングを見るのも嫌になった。6月のジムワーク再開後も、感覚のズレに驚いた。ミットの音、サンドバッグの揺れ方、拳に伝わる衝撃の大きさなど、イメージと実際の動きが合わない。空白の時間を取り戻そうともがくほど、「力んでしまう」と悪循環。復帰が決まっても、KO負けの夢で目が覚めた。そんな暗闇の中でも「ボクシングと向き合った。素直にやりたい思いが強くなった」と原点回帰で乗り越えた。

 ノンタイトル戦では自身最多530枚のチケットを売った。試合直前の花道では、応援に駆けつけた3人の息子にキス。「1年2か月のズレがある。練習と実戦は違う」と完全復活ではないが「31歳で、もう時間も残されていない。これからも頑張ります」と、世界王者を夢見て謙虚に戦い続ける。(浜田 洋平)

 尾川選手、無事復帰戦を勝利しました。
 尾川選手は自分が親しくさせてもらってる田中繊大さんが教えてる選手なんで自分としてはドーピングに関してはシロと思ってます。
 一般のボクシングファンはどう思ってるんでしょうか?
 自分のFB友の人が今回の復帰戦について批判的に書いてるのを見たんでちょっと考えるところがありました。
 尾川選手がドーピングしてるかどうかという問題とは別にドーピング検査を日本でもしっかりしなければいけないという事を言いたいと思うんですがその辺り、日本はあんまり厳密にしてないような印象があります。
 
 ドーピングと言うとカネロやネリを思い浮かべますがルールで禁止している以上ズルと言えばズルですよね。
 自分が高校生の時にオリンピックでベン・ジョンソンカール・ルイスに勝って金メダルを獲ったけどドーピング発覚で金メダルをはく奪されたという子事件があつたんですが、その時は
 「記録は記録だから残した方が良いのでは?」
 と考えたことがあります。
 まぁ現在、ドーピングしていない選手がベン・ジョンソン以上の記録を出してるんで記録を抹消しても良いとは思いますが。
 でも格闘技の場合ズルしてパワーつけた選手がリングに上がって対戦選手にけがをさせたり死なせてしまう可能性を考えたらやっぱり厳密にしないといけないのかなって考えます。
 
 正直、日本人のメンタリティとしてズルしてでも勝とうというの考えを持つ選手はそれほどいないと自分は思ってるんですが、ジムの会長は商売ですからズルしてでも勝たせたいと思っててもおかしくないんですよね…
 
 嫌な話になってしまいましたが、尾川選手はもちろん不幸な理由でのドーピング違反(アトピー薬のステロイドのせい)なんで再びチャンピオンベルトをものにすることを心から応援します!