・

伊藤雅雪　無尽蔵のスタミナで１２・３０初防衛戦へ自信

ボクシングのＷＢＯ世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪（２７＝伴流）が１９日、東京・江東区の所属ジムで、同級１位エフゲニー・チュブラコフ（２８＝ロシア）との初防衛戦（３０日、東京・大田区総合体育館）に向けた公開練習を行った。

　伊藤は７月、日本人としては３７年ぶりに米国で王座を獲得する快挙を達成。今回は自身としては国内で初めての世界戦となる。「日本では僕のことを知らない人は多いだろうし、今まで見たことのない人が見に来てくれるワクワク感があります」と話す“凱旋試合”に向けて、１７日まで米ロサンゼルスで約５週間に及ぶ合宿を敢行した。

　家族と離れ、アパートを借りての一人暮らしで「ナイーブになることもありました」と打ち明けるが、肝心の練習は中身の濃いもの。「フルマークで完勝できると思っています」との自信を持てるようにまでなった。

　通常のスパーリングと、マススパーリングを合わせると「３００か３５０ラウンドぐらいはやったと思います」。そこで培ったスタミナで「１から１２ラウンドまで攻め続けられる自信があります。長いラウンドをやれば、相手が疲れて『ギブアップ』みたいになる」。

　国内で行われるボクシングの試合は伊藤のＶ１戦が今年最後。ラストを完勝で締めて、自身も来年の飛躍につなげたい。

　伊藤選手、世界王者としてのお披露目試合でもある初防衛戦です。

　相手も強敵なんでちょっと心配な部分もあるんですが、この初防衛戦を勝利し顔と名前を日本のボクシングファンだけでなく一般スポーツファンやイケメン好きの女性に売ってほしいものです(笑)