福田直樹さんの写真展『嘱目』に行く - らんぶるライフ　はてな版

　昨日、７月２９日の事です。
　京都で行われる”パンチを予見する男”の異名を持つ世界一のボクシングカメラマン、福田直樹さんの写真展と、WBAレギュラー王者、村田諒太選手、現在、日本の役者でまさしくトップに位置する俳優、香川照之さんと福田さんのトークショーに行って来ました。
　トークショーの司会は赤井英和さんのボクシング時代の後輩の漫才師、和泉修さんでした。
　司会にもボクシングがわかってる人を選ぶというなかなかわかってる人選です(笑)
　村田選手のファンなのかボクシングイベントの割に女性が多かったです。
　隣に座ったおばさんに話しかけて
　「ボクシング好きなんですか？」
　って聞いたら香川照之ファンでした(笑)
　香川さんは相変わらず熱くマニアックにしゃべりまくってました(笑)
　三人が今回の村田選手の写真で気に入った写真を選んでその理由を語るというコーナーがあったんですが村田選手、香川さんは試合中にドンピシャでパンチを当ててる瞬間を選んでました。
　選んだ理由で香川さんは試合の流れからのそのパンチを当てるまでの過程、その後の流れなど深い洞察力を見せ、村田選手は本人ならではのその瞬間について語るというボクシングマニア的に素晴らしいトーク！
　で、福田さんが選んだのはこの写真展のポスターに使われてる村田選手のアップの写真！
　意外や意外ですよね。
　その理由とは？
　この写真は村田VSエンダム２のポスター用に撮られたものだったらしいんですがエンダムも同じときに撮ったんですがチャンピオンのエンダムより村田選手の方が王者の風格を感じたらしいです。
　この話を聞けただけでもトークショーに行って良かった！
　１試合目で不運な判定で負けてしまった村田選手でしたが勝負には勝っていたという自信が王者の風格になっていたんでしょう。
　写真一枚に色々なドラマが隠されているのです。