王座剥奪の比嘉、当日計量パス　頼みは16連続ＫＯ

１４日の前日計量で体重超過し、王座剥奪されたボクシング前ＷＢＣ世界フライ級王者比嘉大吾（２２＝白井・具志堅）が１５日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで当日計量に臨み、規定内の５４・７キロでパスした。
　会場の横浜アリーナでの健康診断は残るものの、同級２位クリストファー・ロサレス（２３＝ニカラグア）との試合は成立となった。これでロサレスが勝った場合、王座獲得、引き分けか負けならば王座は空位になる。
　当日計量パス後、比嘉は具志堅用高会長、野木丈司トレーナーとともに謝罪。日本人初の世界戦体重超過での王座を剥奪を受けて「世界王者にもかかわらず、計量ミスして申し訳ありません。ロサレス陣営に申し訳ないです」と深々と頭を下げた。さらに「体重オーバーしてまでも試合をオッケーしてくれたロサレス陣営の方々に感謝しています。ボクシングファンのみなさま、試合を組んでいただいたプロモーションの方々に謝りたいです」と神妙な面持ちで口にした。
　比嘉は１４日に都内で開かれた前日計量で５１・７キロとリミットを９００グラム超過した。２時間の猶予も１時間半後にギブアップ。試合開催は当日計量で５５・３キロが設定されていた。これで日本新の１６連続ＫＯの可能性は残った。

　結局、試合は行われるようですなぁ。

　昨日、記事を投稿した後にFBのボクシンググループで本当にいろいろな人が意見を投稿してるのを見ていましたが、昨日の自分の投稿では試合中止にしたほうが良いとは書きませんでしたが試合中止するべきだという意見もあるのをみて自分も試合中止にしたほうが良いのではと思うようになったんですが…

　テレビ局にしてみたら大損するでしょうから仕方ないんでしょうが、ボクシングの未来を考えると試合中止にする大英断が欲しかったです…

　日本タイトル、東洋タイトルにもっと一般の興味があるんであれば前座の試合を繰り上げて試合放送すれば良いんですがそれでは絶対視聴率は取れません…

　スポーツはライヴが大切なんでいくら面白い過去の名試合を流してもダメでしょうし。

　ボクシングの世界タイトルマッチのテレビ放送というのは保険がかけられない。

　今まで、日本人選手で世界タイトルで軽量失敗がないのはそういう重責があって責任感の強い日本人の生真面目な性質がそれを守ってきたわけですが、それが崩れた今回の事件は本当に重大です…

　自分は比嘉選手が大好きで応援もしてますし16連続KO記録も作ってほしかったし、勝ち続けてほしいんですが、ヒンシュク、反論覚悟のうえで本音を語らせてもらえば今回の試合、決行するんであれば比嘉選手は負けてしまったほうが後々良いのでは？とさえ考えています。

　あくまでも良いのでは？という意見であって負けてしまえとかではなく重い体重でロサスに勝っても比嘉選手のベビーフェイスなイメージが完全に崩壊、ヒールになってしまんじゃないかと心配になってしまうからです。

　まぁ、ボクサーにとってはやっぱり黒星がつくことはどんなこともよりも避けなければいけないことなんでこんな意見は部外者の戯言でしょうが。

　今日の試合事故とかないように願いたいです。