マイキー・ガルシア　リピネッツ戦を控え練習公開　４階級制覇へ向け「しっかり準備を」

セルゲイ・リピネッツ（２８＝ロシア）とマイキー・ガルシア（３０＝米国）が激突するプロボクシングのＩＢＦ世界スーパーライト級タイトルマッチは３月１０日（日本時間１１日）に米国のテキサス州で開催予定。決戦を約２週間後に控え、２１日に王者リピネッツと挑戦者ガルシアの練習が報道陣に公開された。

　ガルシアはリピネッツ戦で４階級制覇が懸るが、スーパーライト級の壁を打ち破れるかどうかが、ひとつの見所。本人もそのあたりは意識しているようで、練習後の会見では次のように語っている。

　「まず頭にあるのは、リピネッツのサイズ。自分よりも体が大きいから、それに対抗するため、しっかりと準備をする必要がある。彼は若く、失うものが何もないから、全力で向かってくるだろうね」。

　ただ、トレーナーで実兄のロベルト・ガルシア氏（４３）は「メイウェザーやパッキャオと同様、マイキーにも素晴らしいボクシングスキルがある」とコメント。「マイキーはそうした才能ある稀有なボクサーの一人だ」と続け、難なく階級の壁を打ち破ると見ている。

　一方、初防衛戦を迎えるリピネッツは、「マイキーは素晴らしいファイター。特にディフェンスのスキルが優れており、自分は血の滲むような努力を重ねて試合に臨むつもりだ」と話した。

　マイキー・ガルシア、いよいよ4階級制覇に挑戦です。

　フェザー、スーパーフェザー、ライトとあげて来て今までは体格的に有利だったんですがスーパーライト級まで上げてくるとちょっと体格的な優位はなくなり相手の方が有利になってくる分テクニックやスピードを有効に使う試合運びが重要ですがマイキーの可能性が大きく開いていくチャンスでもあります。

　テレンス・クロフォードのいないスーパーライト級を盛り上げていってほしいですなぁ。

　リナレス、ロマチェンコとのビッグマッチが流れた今独自路線で頑張ってほしいです。