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ウラジミール・クリチコ引退へ…


クリチコが引退表明、ジョシュアとの再戦は消滅

 
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元ヘビー級統一王者のウラジミール・クリチコウクライナ=写真)が3日、公式ウェブサイト上で引退を発表した。クリチコは11月、アンソニー・ジョシュア(英)とのリマッチが内定とも報じられたが、これにより両者の再戦はなくなった。
 クリチコは「私はアマチュアとプロのボクサーとして、夢見たすべてを成し遂げることができた。そして今、第2の人生についてスタートを切りたいと考えている」とファンに語り掛けた。
プロとアマで夢見たことをすべて成し遂げた
 1996年のアトランタ五輪でスーパー・ヘビー級金メダルに輝いたクリチコは同年プロデビュー。身長198cmと大柄な体格と恵まれた運動能力でたちまち頭角を現し、2000年にクリス・バード(米)を下してWBO世界ヘビー級王座に就いた。
 6度目の防衛戦でコーリー・サンダース(南ア)に敗れたが、06年にバードを下してIBF王座を獲得すると、15年まで足掛け10年にわたり王座に君臨、18度の防衛に成功した。この間にWBO王座も吸収し、11年にはWBA王者デビッド・ヘイ(英)との統一戦を制して3本のベルトを腰に巻いた。「試合が退屈」との批判も受けたが、兄のビタリとともに一時代を築いた。
ジョシュア戦は観衆9万人のメガファイトに
 15年11月、タイソン・ヒューリー(英)にまかさの敗戦を喫して王座を失うと、今年4月にロンドン五輪金メダリストのアンソニー・ジョシュア(英)に挑戦。この試合はロンドンのウェンブリー・スタジアムに9万人を集めたメガファイトとなり、ダウン応酬の激戦の末、クリチコが11回TKO負けを喫した。
 クリチコのマネジャーであるボンテ氏は「ウェンブリーでの素晴らしいファイトのあとで、ウラジミールにとってはとても難しい決断だった。しかし彼は十分なモチベーションが得られないなら引退したいと常に考えていた。これは正しい決断だと思う」と語った。
ジョシュアはプーレフと指名戦か
 ジョシュアを要するエディ・ハーン・プロモーターは11月11日、ラスベガスで両者が対戦に合意したとメディアに伝えたが、クリチコが引退を決意したため、この試合は消滅する。これにより、ジョシュアの次戦の相手はIBFの指名挑戦権を持つクブラット・プーレフ(ブルガリア)が有力となった。

 とうとうウラジミール・クリチコが引退です。
 クリチコ兄弟がヘビー級を支配してからボクシングがつまらなくなったと言われてますがそれは片寄った考えでもあるんですよね…
 東欧では絶大な人気があったんでそっちからすればクリチコがつまらないなんてケチつけるなって感じでしょ(笑)
 でも、最後のジョシュア戦で激闘を繰り広げて西側のボクシングファンも喜ばせてくれました。
 ジョシュアとの再戦はなくなりましたがジョシュアVSワイルダーのヘビー級無敗対決という最強カードがいつ行われるかというのがこれからのボクシング界に影響してくるのではないでしょうか?
 自分としてはアメリカ人のワイルダー応援なんですがクリチコとの激闘を乗り越えたジョシュアが経験値を高めて強さの底上げが出来たことにより有利と見てます。
 ズルズルと伸ばし伸ばしになってどちらかがポコッって負ける前に対戦してほしいんですけどね…