IBFウェルター級タイトルマッチブルックVSスペンス結果
スペンスがブルックをKO IBFウェルター級王座奪取
現地時間27日、英国シェフィールドのサッカースタジアム、ブラモール・レーンに2万7000人の観衆を集めて行われたIBF世界ウェルター級タイトルマッチは、指名挑戦者エロール・スペンス(米)が王者ケル・ブルック(英)に11回1分47秒KO勝ち。プロ22戦目、世界初挑戦でベルトを手にした。
序盤アグレッシブに対応するブルックに、サウスポーのスペンスは右ジャブからボディー打ちで立ち向かう。スペンスは3回、顔面、ボディーに的確なブローを浴びせてリード。スペンスのボディー狙いは試合を通じて一貫していた。中盤ブルックは頻繁にスイッチを繰り返し打開を図る。6回、ブルックのパンチでスペンスが後退。ここで挑戦者が巻き返し、ブルックにホールドを強いる。
8回、両者はボディー打ちを交換。スペンスが連打で攻め込むとブルックの左目が腫れ出す。9回、スペンスはジャブを当て、王者の目に的を絞るような攻撃。
そして10回、出だしから畳み掛けたスペンスのアタックでブルックはたまらずダウン。カウント後、追撃をかける米国人だが、接近戦からブルックが懸命に反撃しスタンドが沸き上がる。しかし11回、余力で勝るスペンスが優勢。左目を痛がるようにブルックがヒザをつくと、レフェリーはカウントアウトした。
敵地リングで評判どおりの強さを披露したスペンスは22勝19KO無敗。4度目の防衛に失敗したブルックは昨年のミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン挑戦試合に続く連敗となった。36勝25KO2敗。
なかなかの激闘だったみたいですなぁ~
ウェルター級、盛り上がってきました。
ブルックは二階級上の無敵のゴロフキンに挑戦するなど気概のある選手ですがそれで壊されたのかもしれません…
ボクサーは一度負けるとダメになっちゃう選手も居ますし相手は二階級上の倒し屋ですからね…
でも勝ったスペンスは前々から注目を浴びていたホープ。
見事な王座交代劇を見せて次代のホープとして花開きました。
負けたとはいえ接戦だったので評価も下げてないダニー・ガルシア、WBAレギュラー王者のレイモンド・ピーターソン、元二階級王者エイドリアン・ブロナー、これまた二階級王者ティモシー・ブラッドリーとタレントも豊富なんで盛り上がってもらいたいですなぁ~
まぁ、パックを除いて本物のスターって思わせる選手がいませんが…