アンソニー・ジョシュアVSウラジミール・クリチコ結果
ダウン応酬の激戦! ジョシュアが劇的11回TKO勝ち
WBA・IBF世界ヘビー級タイトルマッチが29日(日本時間30日)、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われ、IBF王者アンソニー・ジョシュア(英)が元統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に11回TKO勝ち。劇的な勝利でスターへの階段をまたひとつ駆け上がった。
27歳の無敗王者ジョシュアと、41歳の大ベテラン、元統一王者クリチコの“新旧対決”はスタジアムに9万人の大観衆を集めてゴング。ともに身長2メートル弱という大型選手だが、スタートはクリチコのジャブが効果的。ともにクリーンヒットは少ないが、クリチコが予想以上に仕上げてきた印象。クリチコは4回、右ストレートを決めた。
試合が大きく動いたのは5回だった。流れを変えようとジョシュアが一気にペースアップすると、左フックがクリチコの炸裂。さらに追撃するとクリチコがキャンバスに崩れ落ちた。立ち上がったクリチコに対し、ジョシュアはフィニッシュを狙うかと思われたが、打ちつかれた様子で、逆にクリチコの反撃を許す。ラウンド後半はクリチコのパンチを浴びて、ジョシュアがフラフラしてしまった。
そして6回、今度はクリチコのワンツーが火を噴き、ジョシュアがキャンバスに沈んだ。何とか立ち上がったジョシュアは、クリンチも使って何とかこのピンチをしのぐ。クリチコはここでKOできなかったものの、流れは完全に元王者に傾いた印象。ジョシュアは7、8回は回復を心掛け、9回から攻めようとしたが、クリチコの長いリーチに阻まれ、攻撃の糸口を見つけることができない。
いよいよ苦しくなったジョシュアは11回にスパートをかけた。一度はクリチコがこれをフットワークでさばいたかに見えたが、ジョシュアの右アッパーがヒット。グラリとゆれたクリチコが追撃を食らってキャンバスに落下した。
凄い激闘だったようですなぁ~~
熱心なファンは早起きしてWOWOWをみたんでしょうな(笑)
この内容だと早起きしてみる価値はあったようです。
でも、ジョシュアはちゃんとKOしました!
それも自身もダウンしピンチに陥る見せ場もありとなかなかのスペクタル。
オイラとしてはデオンタイ・ワイルダーと早く統一戦してほしいんですがジョシュアは先にタイソン・フュリーの名前を出したようです。
アリ、タイソンの様にムーブメントを起こせるような存在ではないかもしれませんがこれからのボクシング界を引っ張っていく目玉になりそうです。
このままだとボクシングの中心はアメリカじゃなくイギリスになりそうな勢いが英国にはありますなぁ。