大平剛“3度目の正直”タイで世界挑戦 ノックアウトと対戦
大平剛“3度目の正直”タイで世界挑戦 ノックアウトと対戦
ボクシングのWBA世界ミニマム級15位・大平剛(32=花形)が3月1日にタイ・チョンブリで同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(26=タイ)に挑戦することが決まった。
元日本ミニマム級王者の大平は14年12月にIBF・WBO同級王座決定戦で高山勝成(仲里)に、昨年3月にはWBC同級王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に敗れており、3度目の世界挑戦。過去日本人の世界戦1分け21敗の“鬼門”タイで3度目の正直を狙う。
14戦全勝(6KO)のノックアウトは昨年12月に小野心(ワタナベ)に判定勝ちし、暫定王者時代から通算5度目の防衛に成功している。
大平選手、3度目の世界挑戦は二回目と同じでタイですか…
これは結構きついでしょうが、頑張ってもらいたいものです。
では二人の簡単な紹介を。
ノックアウト・CPフレッシュマートは14戦14勝(6KO)と無敗。
ユース王座決定戦でデビューするなど期待の星としてボクシング参戦。
暫定王座を3度防衛後にレギュラー王者と統一戦をし判定で勝利し正規王者へ昇格。
ワタナベジムの小野心を判定で破り、通算5度の防衛中。
大平剛(おおだいらごう)花形ジム
現日本ミニマム級王者
戦績 20戦 12勝(1KO) 5敗 3分
兄弟三人がプロボクサーでそれぞれ所属ジムが違うという珍しいパターン(笑)
ちなみに長兄が大橋ジム、次兄が北澤ジム、本人が花形ジムとのこと。
カネボウと言う超有名企業に勤めながらのボクサー生活専念の為に区切りをつけ退職、バイト生活をしながら夢を追いかけるというボクシングに賭ける情熱は半端ではない。
ちなみにオイラはそんな所にと勤めていたら絶対やめてません(笑)
まぁそういう所に勤めれるような出来の良い人間ではないんですが(苦笑)
デビュー戦を引き分けるものの、2,3戦と判定勝ち。
四戦目で初黒星、続く5戦目も黒星と連敗を喫してしまう…
6戦目に判定勝ちするも7戦目は後の日本、東洋王者原隆二に判定負け…
8戦目を判定勝ちし、9戦目に6回戦で判定勝ち。
10戦目は引き分けるものの11戦目には唯一のKO勝ちで勝利。
12戦目はテクニカルドローになるものの、13戦目は世界タイトル経験者の國重隆に判定勝ち。
14戦目でA級昇進し8回戦で判定勝利。
15戦目に日本タイトル決定戦で多打魔炸獅と対戦して勝利。
日本王者に。
このタイトルを二度判定で防衛している。
再起戦で日本タイトルの防衛戦を行い岨野豊を判定で破り3度目の防衛。