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別府優樹15連続KOならず


別府優樹15連続KOならず、チャーリーと引き分け

 
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13日後楽園ホール「ダイナミックヤングファイト」のメインイベント、ウェルター級8回戦は、日本S・ウェルター級8位のチャールズ・ベラミー(八王子中屋)と日本ウェルター級7位の別府優樹(久留米櫛間)が三者三様の引き分け。別府は15連続KO勝利の日本記録に並ぶことができなかった。
別府(左)はチャーリーのガードを崩せなかった
 15連続KOの日本タイ記録がかかる別府が初回から仕掛けた。ディフェンスを固める元日本・OPBF・S・ウェルター級王者チャーリーのガードにビッグパンチを振り下ろし、コーナーにチャーリーを釘づけにするシーンを作って会場を沸かせた。
 チャーリーは2回から前に出たが、スピードがなく、別府はこれをブロッキングで処理。2ラウンド終了間際、別府が右アッパーを決めると、チャーリーの足元がグラついた。すかさず別府はラッシュするが、ここはゴングとなった。
 3回からはチャーリーが前に出て圧力をかけ、別府は足を使いながらカウンター、打ち終わりに反撃するボクシング。チャーリーは別府の攻撃をブロックしてから何度か別府をとらえたが、5回は別府が右をねじ込んでダメージを与え、チャーリーにラッシュをしかけた。
 6回以降もチャーリーが前に出て、別府が足を使うという展開が続いた。別府は時折繰り出すビッグパンチは迫力満点だったが、いかんせん手数が少ない。チャーリーも動きが重く、別府をつかまえられずに試合終了。最終スコアは78-74でチャーリー、77-76で別府、残りが76-76だった。
 チャーリーは26勝17KO3敗2分。別府は14勝14KO1分。「記録が途切れたのは残念だけど、負けなかったことをプラスにとらえたい。8ラウンド戦えたこともよかった。(効かせた場面で)上下に打ち分けることができなかった。正直負けたと思った」と語った。別府の14連続KOは浜田剛史、渡部あきのり(角海老宝石)の15に次いで歴代2位。

 やっぱり記録がかかる試合は強敵を選ぶプライドはたいせつですなぁ。
 今回、新記録は樹立なりませんでしたが、咬ませ犬相手に新記録なんて作ったら非難ごうごうでしょうから…
 まぁこれまでの記録でそういう相手が多かったのかもしれませんが、話題作りは大事。
 咬ませ犬相手にでも倒せない選手は倒せないんでKOする力はあるんでこれからも倒しに行くボクシングを続けてほしいですなぁ。