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山中VSソリス、木村VSロペス結果


山中慎介がV10、大差判定勝ちもまさかの2度ダウン

 
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WBC世界バンタム級タイトルマッチが4日、島津アリーナ京都の「ワールドプレミアムボクシング23」のメインイベントで行われ、王者の山中慎介帝拳)が前WBA世界S・フライ級王者で挑戦者3位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に3-0判定勝ち。10度目の防衛に成功した。スコアは117-107×3。

 スリル満点の試合になった。積極的だったのはソリス。山中の左を恐れず、思い切り右を打ち込む姿に「山中はアゴが弱い」という戦前のコメントを思い出す。山中はソリスの右にステップワークで対応。2回にソリスが出てきたところに右を合わせ、ソリスがヒザをつくと、これがダウンの判定となった。

 ダメージのないソリスはダウン後も変わらず右を打ち込んでいく。そして3回、その右が山中の顔面をカウンターでとらえた。山中が尻からロープに崩れ落ち、まさかのダウンに会場がどよめく。ここぞと攻めるソリスに、山中はブロックとボディワークで何とかしのぐ。少し回復して攻めて出ると、こらが裏目に出て、右の相打ちで被弾して2度目のダウン。V9王者が絶体絶命のピンチを迎えた。」
 ここを何とかしのいだ山中は4回、ワンツーを打ち込んでソリスの動きを一瞬止め、このラウンドを獲得。4回を終わって37-36×3と採点上はリードした。ここから山中はボディに左ストレートを集めて立て直しを図った。ソリスが右で襲い掛かるシーンもあって気が抜けないが、中盤のポイントを抑え、8回を終わって77-72とリードを広げた。
 山中のパンチをもらってもお構いなしに攻めるソリスに対し、山中は終盤、KOを狙って果敢に攻めた。9回に山中はソリスからダウンを奪うが、これはもつれ合って倒れたもので、ソリスにダメージはなし。大量リードの山中は最後までKOにこだわり、12回はソリスの顔面を血に染めて終了のゴングを聞いた。
 試合後の山中は「地元でたくさんの応援があり、いいところを見せようと空回りしてしまった。もっと強い姿を見せたかったので悔しい」と笑顔はなし。戦績は25勝17KO2分となった。「山中は強かったが、私の言ったようにガラスのアゴだった」と語ったソリスは23勝10KO4敗1分

 ジムが忙しくてとびとびで観たんですがダウンシーンは観れませんでした…
 ダウンを奪われてもしっかりと判定勝ちはさすがですが、山中の奪ったダウンはスリップ気味の効いてないダウンだったようで見ごたえ的には少し物足りなかったんでしょうか?
 ソリス意外とやるという印象です・・・


木村悠が王座陥落、ロペスに判定負けでV1失敗

 
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WBC世界L・フライ級タイトルマッチが4日、島津アリーナ京都で行われ、王者の木村悠帝拳)が挑戦者5位のガニガン・ロペス(メキシコ)に0-2判定負け。昨年11月に獲得した王座の初防衛に失敗した。スコアは118-110、119-109、114-114。
 挑戦者のロペスが序盤から攻めた。サウスポーのロペスは左ストレートをボディに打ち込み、下からを意識して木村を攻めた。2回からは両者盛んにパンチを交換し、木村はカウンターの右を決めたり、ボディに右アッパーを打ち込みもしたが、手数で上回るロペスが押している印象。4回を終わっての採点は39-37×3で挑戦者がリードした。
 4、5回もロペスの動きがさえ、ピッチを上げたい木村はなかなかペースをつかむことができない。右ストレート、ボディ打ちを巧打する場面もあるが、ロペスに連打を許す時間帯もあり、挑戦者のペースで試合は進む。8回を終わり、ロペスが79-73×2、77-75とリードを広げた。
 こうなると木村は苦しい。終盤は懸命に手を出していったが、その分被弾もあって、最後まで完全に優勢というラウンドを作れないまま試合は終了。ロペスは最後まで失速しなかった。
 敗れた木村は18勝3KO3敗1分。かつて新井田豊のスパーリングパートナーで何度も来日した34歳のロペスは2度目の世界挑戦でうれしい初戴冠。戦績を27勝17KO6敗とした。

 残念ながら初防衛ならずですな・・・
 進退が気になる所ですが今gはゆっくり休んでじっくり考えてほしい所です…