井岡、防衛戦は12月31日 レベコと再戦
井岡、防衛戦は12月31日 レベコと再戦
世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者、井岡一翔(井岡)が6日、大阪市内で記者会見し、2度目の防衛戦を12月31日にエディオンアリーナ大阪で行うと発表した。対戦相手は同級2位のフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)で、今年4月に井岡が判定勝ちするまでの世界王者。井岡は再戦に「ここで負ければ前回勝った意味がない。KOを狙っていきたい」と意気込みを示した。
前回の判定に不満を持ったレベコ側が不服を申し立て、WBAが両陣営に再戦を要求していた。戦績は井岡が19戦18勝(10KO)1敗、レベコが38戦36勝(19KO)2敗。
一翔選手、レベコと再戦ですか。
まぁ前回、どっちが勝ちでもおかしくないような試合だった印象ですが、試合後の顔見たら一翔の顔はきれいなままでレベコは結構腫れてたからなぁ。
今回は完勝するんじゃないかと見ます。
では両者の戦績でも
戦績 38戦 36勝 (19KO) 2敗 (アルゼンチン)
デビューより、連勝を続け12戦目にフェデラテン王者に挑戦し獲得。
このタイトルをウンベルト・プール相手に5ラウンドKOで勝利し初防衛。
しかし二度目の相手、フランスの星の王子ことブライム・アスロウムに判定負けし王座滑落。
再起2戦目で又WBAフェデ・ラテン王者決定戦に出場し王座獲得。
この後、正規王者野ジョバンニ・セグラがスーパー王者に格上げされ正規王者に認定される。
このタイトルをカリム・ゲルフィ、フリアン・リベラ相手に判定で防衛。
黒田雅之と日本で防衛戦を行い判定勝ちでV3。
ウルセラ・ララを8回TKOで下し、V4。
リカルド・マネスを8回負傷判定で破り、5度目の防衛。
マヌエル・ヴィデスは2回で片づけ防衛を6度に伸ばす。
7度目の防衛戦をフェリックス・アルバラードと行い判定勝ち。
暫定王者ヨーッモンコン・ウォー・センテープとの王座統一戦を5回で終わらせV8。
9度目の防衛戦で井岡一翔に判定負けで王座陥落。
再起戦は判定勝ち。
井岡一翔(井岡)
戦績 19戦 18勝(10KO) 1敗
中学生の頃より、父にツダジムで指導され、高校は興国高校に進学,高校6冠に輝く。
デビュー戦はタイ国王者と6回戦で対戦、3ラウンドTKOに。
2戦目は日本ランカー松本博志と8回戦を行い、2ラウンドに切って落とし日本ランク入り。
3戦目に世界ランカー、國重隆を10ラウンド判定で下し世界ランクを手に入れる。
4戦目にインドネシア人の東洋ランカーと対戦、自身初のダウンを奪われるも判定勝ち。
6戦目に同僚宮崎亮が返上した日本王座の決定戦に出場、瀬川正義を10ラウンドに倒し日本おうざを手に。
この王座はすぐに返上し7戦目と言う当時日本人最短記録となる世界王座奪取記録をかけてタイのオーレイドン・シスサマーチャイに挑戦、5ラウンドボディでKOし日本人最短記録を樹立(現在は井上尚弥、田中恒成に抜かれた)。
初防衛戦はファン・エルナンデス(メキシコ)に判定勝ち。
二度目の防衛戦はヨードグン・トーチャルンチャイ(タイ)を初回TKO。
この試合を6ラウンドTKOで終わらせ二階級制覇。
初防衛戦はウィサヌ・ゴーキャットジムを9ラウンドKO。
二度目の防衛戦はクワンタイ・シッモーセン(タイ)を7ラウンドKO。
三度目の防衛戦はフィリックス・アルバラード(ニカラグア)に判定勝ち。
叔父の成し遂げれなかった世界三階級制覇を成し遂げるためにIBFフライ級王者、アムナット・ルエンロエンに挑戦するも判定負けで初黒星を喫する。
すぐにパブロ・カリージョを判定に下し、再起。
ジャン・ペエロ・ペレスを5ラウンドKOし、完全復活。
WBAフライ級レギュラー王者、ファン・カルロス・レベコに挑戦、これを2-1の判定で破り念願の三階級制覇を達成した。
初防衛戦はドミンゴ・ソーサに判定勝ち。