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ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年


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映画「ジョーのあした-辰吉丈一郎との20年」来年2月公開!

プロボクシングの元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎(45)の人生を描いた映画「ジョーのあした-辰吉丈一郎との20年」が来年2月に公開される。日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した阪本順治監督(56)が20年にわたって辰吉を追い続けた力作で、公開に先駆け、10月22日から開催される「第28回東京国際映画祭」のパノラマ部門に出品される。

 ファンが待ち続けたボクサー辰吉が久しぶりにスクリーンに帰ってくる。1995年に、辰吉と薬師寺保栄とのWBC世界バンタム級王座統一戦を中心に描いた「BOXER JOE」以来、実に21年ぶりの公開となる。

 ボクサーとして、王者として最高の輝きを放った男に、過剰な演出はいらない。阪本監督が映画製作に際して採用したのは異例ともいえるストイックな手法だ。95年8月から約20年にわたって、辰吉一家を追い続けて、定期的にインタビューを敢行。作品には、試合、練習などボクサーらしいシーンはほとんど登場しない。20年もかけて定期的に撮影した1000分以上の映像を、わずか80分に凝縮したインタビューが主軸だ。試写を見た辰吉も「面白い撮り方をしている。ドキュメンタリーなら(インタビューだけの手法は)あるけど、映画では見たことがない。初めてやな」と驚いていた。

 過去の試合、技術論などを完全にそぎ落としたことで、冒頭からエンディングまで全編で辰吉節が炸裂(さくれつ)する。「俺のしゃべり、最高やな。磨きがかかっている。監督を信頼しているので、自然な形でしゃべった」と自画自賛する仕上がり。ナレーションは俳優の豊川悦司が務める。

 公開前の作品が出品される東京国際映画祭の開幕日、10月22日には、阪本順治監督だけでなく、辰吉をはじめ、夫人のるみさんがレッドカーペットを歩くことが決定。現在も1人で練習を続けているものの、リングから遠ざかっている辰吉が、久しぶりにスポットライトを浴びる舞台に立つことになる。



東京国際映画祭の詳細です。
○レッドカーペット
日時:10月22日(木)16時~
場所:六本木ヒルズアリーナ
  港区六本木6-11-1
一般観覧席(立見)の入場方法:当日10時より六本木ヒルズアリーナ内受付にて整理券配布予定
○上映日
日時10月23日(金)10時~(予定)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
   港区六本木6-10-2六本木ヒルズけやき坂コンプレックス
(上映終了後、辰吉さんと阪本監督の舞台挨拶がございます)
チケット発売日:10月10日(土)~ http://portal.tickebo.jp/pc/