ゴロフキンvsレミュー、ミドル級統一戦決定
ゴロフキンvsレミュー、ミドル級統一戦決定
ミドル級興奮のパンチャー対決が実現――。WBAスーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とIBF王者デビッド・レミュー(カナダ)のミドル級統一戦が10月17日(日本時間18日)、米ニューヨークの殿堂マジソン・スクエア・ガーデンで挙行されることになった。試合はHBOでPPV放送されるという。
GGGの統一戦が決まりましたな。
正直、GGGが4団体全部統一とかしたら村田選手の世界王者への挑戦がWBAのレギュラー王者しか可能性がなくなるんちゃうか?って不安になるのはオイラだけではないでしょうが、それはそれ、これはこれということで…
ではIBF王者、デビッド・レミューの経歴を。
IBFミドル級王者デビッド・レミュー(カナダ)
戦績 36戦 34勝(31KO) 2敗
アマ経歴はカナダのアマ王者に三度なってる以外には大した経歴を残していない。
20戦目にWBCインターコンチネンタルユースのミドル級王者の決定戦に出て2ラウンドKOで獲得。
21戦目にはカナダのナショナルタイトルのSミドル級の決定戦に出場、これを初の判定勝ちで獲得。
このタイトルを2ラウンドKOで初防衛した後、23戦目にWBCインターナショナルミドル級王座決定戦に出場、1ラウンドKO勝利で王座に。
24戦目にはレジェンド、ヘクター・カマチョの息子、カマチョJRを初回KOにする星も。
しかし26戦目、マルコ・アントニオ・ルビオにまさかの7ラウンドKO負けを喫し、続く27戦目でもヨアキム・アルシンに判定負けを喫し連敗とともにWBCインター王者からも滑落…
しかしすぐさま再起し、34戦目にはフェルナンドゲレーロとNABF北米王座決定戦に出場、3ラウンドで片付け戴冠。
このタイトルをガブリエル・ロサドを10R,TKOで退けて初防衛。
ゲンナジー・ゴロフスキン(カザフスタン)
WBAミドル級スーパーチャンピオン
WBCミドル級暫定チャンピオン
戦績 33戦 33勝(30KO)無敗
アテネオリンピック銀メダリスト
オリンピックの2年後にドイツよりプロデビュー。
連勝を続け17戦目にWBOインターコンチネンタルタイトル決定戦に出場し獲得。
このタイトルは一度防衛後に返上。
19戦目にWBA暫定ミドル級タイトル決定戦に出場に出場しミルトン・ヌメスを1R,KOで下し暫定王者に。
この暫定は正規王者のフェリックス・シュトルムが正規王者からスーパー王者に昇格したために正規王者rと認定される。
初防衛はニルソン・タピアを3R,KO。
二度目の防衛はカシム・オウマを10R,TKO,3度目の防衛戦はルアン・サイモンを1R,KO。
4度目の防衛戦に選ばれたのは日本の渕上誠。
渕上は3R,TKOで退けられている…
5度目、グレツコルツ・プロクサを5R,TKO,6度目の防衛戦はガブリエル・ロサドを血だるまにしてセコンドのタオル投入により’ラウンドTKOで勝利。
7度目の防衛戦は元WBA暫定Sウェルター級王者、石田順裕を3回に失神させて防衛。
マシュー・マックリンを3回で倒し8度目の防衛。
カーティス・スティーブンスを8回棄権に追い込み9度目の防衛。
オスマヌ・アダマを7回で倒し10回目の防衛。
この後スーパー王者へと昇格。
ダニエル・ゲールを3回で粉砕し、11度目の防衛。
WBC暫定ミドル級王者マルコ・アントニオ・ルビオと統一戦を行うがルビオが体重超過しGGGが勝てば統一、ルビオが勝てば空位という形で行われたが2ラウンドできっちり肩をつけ暫定ながらWBC王者も吸収。
マーティン・マレーを11回TKOで仕留めWBA13回目の防衛を記録した。
ウィリー・モンローJRと防衛戦を行い6回TKOでモンローを破りWBA14回目、WBC暫定の2度目の防衛を成功させた。
これが最新試合になる。
戦績を改めて比べてみましたが正直レミューがいくらKOパンチャーと言っても勝ち目はないんとちゃうか?
レミューが今までKOしてきた相手とGGGが倒してきたトップコンテンダーとはやっぱりくらべものにならんしレミューが倒されたルビオもGGGはぶっ倒してます。
まぁ相性とかもあるから間に人入れても意味はないんですが。
でもレミューは実際タイトル獲得は決定戦ばかりでちょっと作られたチャンピオンぽいところがあります。
まぁGGGの不安は前回少しだけ手間取ったので衰えがあるのか?ってことぐらいでしょうか?
オイラの予想では中盤までにGGGのKO勝ちで連続KO防衛記録を作ると見ました。