オイラと三谷将之

　今年の正月の大阪のパンドラ会で元日本バンタム級王者の三谷将之さんと一緒に写真を撮ってもらった。

　まぁオイラ、梶さんとかツダの仲間と話してばかりいたんであんまり会話せず仲良くなれたわけでもなんでもないんですが(笑)

　　　　　　　　　　　　　これでぇ～～～す！

　　　　　　　　アンチェイン普及委員会なんでDVD渡しときました(笑)見てくれたかな？

　オイラは三谷さんの所属ジム、高砂拳の会長、山下会長と知り合いなんですが、山下会長と知り合った時にまだ中学生だった三谷さんの話をしきりにしてた。

　本当に可愛がってて「ま～キチ、ま～キチ」とどれだけ才能のある若者かを力説してたもんやった(笑)

　その三谷さんが日本王座決定戦で幼いころから知ってるヘルマン・トーレスの息子、健文トーレスと戦うと決まった時は複雑やったけど本人たちも昔からの知り合い、山下会長も健文を可愛がってたから複雑だったでしょうなぁ～

　網膜剥離になってしまい世界戦にたどりつけなかったんですが、現在でも師匠のジムでトレーナーをしてボクシング発展のために頑張っておられます。

　それでは三谷さんの経歴を。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　三谷将之（姫路木下→高砂）

　　　　　　　　　戦績　

　

　中学生のころから兵庫に天才少年がいるという評判をされていた。

　姫路木下ジムからデビュー、のちの師匠の山下会長の高砂拳に移籍した。

　デビュー，１、２戦とKO勝ちで幸先の良いスタート切る。

　５戦目で６回戦、７戦目で８回戦、８戦目で１０回線と順調にキャリアを積んでいく。

　９，１０戦目タイ人をKOして経験値を高め１１戦目に横浜アリーナで角海老ジムの新保力に判定負けしてしまい初黒星…

　しかし再起戦にはなんと世界ランカーを選ぶスパルタマッチメーク！

　世界２４位のホセ・アンヘル・ベランサを苦戦しながらも判定で下し再起！

　１３，１４戦目はタイ人と調整試合、１５戦目は大神淳二に判定勝ちとキャリアを積み、１６戦目でまたもや世界ランカーとのハードマッチメイク！

　ハイメ・リオスに苦戦しながらも判定勝ちする。

　１７戦目はタイ人と調整試合を行い１８戦目に宇野スナオに８回TKO勝ち。

　池原信遂の返上した日本バンタム級王座を友人でもある健文トーレスと争うことに。

　この試合を判定で勝利し日本バンタム級王者に。

　初防衛戦を姫路木下ジムで先輩だった川端賢樹と争い判定勝ちし初防衛。

　２度目の防衛線は、角海老ジムの、寺島章太を２ラウンドTKOで下す。

　２２戦目OPBF王者ロリー松島に挑戦するも１２ラウンドTKO負けを喫し二度目の敗北と東洋獲りに失敗…

　しかし菊井徹平との日本タイトル防衛線では判定勝ち日本王座３度目の防衛を。

　２４戦目に敵地名古屋で大場浩平の挑戦を受けるが判定負けを喫し日本王座滑落…

　再起戦で元日本王者池原信遂と対戦、６ラウンド負傷判定で勝利するもこの試合で網膜剥離になり引退。

　当時のWBAバンタム級王者アンセル・モリノとのタイトルマッチの交渉が決まりかけていただけに残念でしたが、しょうがないですな…

　現在は師匠の山下会長のジム高砂拳でトレーナーを務めています。