メイウェザー、判定で完勝＝世紀の対決でパッキャオ下す

　【ラスベガス（米ネバダ州）時事】無敗のテクニシャンが世紀の対決を制した。ボクシング史上屈指の好カードとして注目された世界ウエルター級王座統一戦12回戦は2日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、世界ボクシング協会（WBA）と世界ボクシング評議会（WBC）の王座を保持するフロイド・メイウェザー（38）＝米国＝が、世界ボクシング機構（WBO）王者のマニー・パッキャオ（36）＝フィリピン＝に3―0の判定で完勝し、3団体の王座を統一した。
　メイウェザーは相手の圧力を吸収するような戦い。ロープ際に下がっても巧みな防御で有効打を許さず、逆に右カウンターなどでポイントを重ねた。パッキャオは常に前に出ようとしたが、終盤に失速。ジャッジは1人が118―110、2人が116―112と採点し、明確な差をつけた。
　無敗で世界5階級制覇を果たしているメイウェザーは48戦全勝（26KO）の戦績。6階級を制覇したパッキャオは57勝（38KO）6敗2分けとなった。　

　はい、戦前直前予想思い切り外れました(笑)

　まぁ大半の人間がこの結果を予想していたでしょうが…

　オイラは観ていないので試合内容解説や技術分析などで出来ません（もともとしませんが）

　しかし、FB仲間のコメントやyahooニュースでツイートが見れたので読みましたがたいていの人は試合はあまり面白く感じなかった模様…

　これだけ大騒ぎして面白みに欠ける試合になったことでボクシングの未来と人気に暗雲が立ち込めると思う人は多いのではないでしょうか？

　マニアはこの素晴らしい攻防がわからないやつはボクシングをもう見る必要はないみたいな言い方しますが映画だって文芸作よりもアクション大作を楽しみたい人のほうが多いしそれを楽しむのがごくごく普通のことだと思うのでわかったつもりのマニアや半可通はこの際無視したい。

　まぁ、メイの試合なんて元々エキサイティングじゃないんですが、パックの試合はいつも面白いのでパックが世間をあっ！と言わせるのを期待したんですが、さすがのパックもメイのでディフェンス能力にごまかされてしまったよう・・・

　試合を観てないんでオイラなりの採点すらできないんで今回のジャッジに対する、批判や文句は言えないんですが、ディフェンシブすぎるボクサー（メイのほうが手数は多かったらしいがどうせぺしぺしパンチでしょ）がポイントを取りすぎるボクシングという競技の未来はどうなっていくかが不安です…

　正直、試合前の盛り上がりやファイトマネーの大きさ注目度は本当にすごかったけど、過去の伝説の試合、アリVSフォアマン、タイソンVSホリーⅠ、レナードVSハーンズⅠ、ㇵグラーVSハーンズなんかは試合内容も面白かったのでこの試合はそういう伝説的な試合にはならないでしょうな。

　まぁ、実現しただけでも良いと思ったほうが良いですが…

　結果知るまではWOWOWに入らなかったことを後悔してましたが入らなくてもよかったです(笑)

追記

　この上の文章を書いた後にFBで動画を張ってくれた人がいたので見ました！(すぐに削除されましたが）

　思ってたよりも面白い試合でした。

　メイも攻撃的で逃げ回っていたわけではなかったし。

　オイラは採点はしませんでしたがまぁ、メイの勝ちだと思いました。

　やっぱりメイのディフェンス能力はすごい、パックの攻撃はかなりすかされてまともなダメージングブローをあてることはできませんでした…

　じゃぁ、メイの攻撃がバンバン当ってパックにダメージを与えていたのかというとそういうわけでもないんですが…

　ポンポン当ててる感じですなぁ。

　まぁお互いがアグレッシブルに攻撃しあってるからテンポもよくて見れr試合でしたがエキサイティングな試合かというとそうではなかった…

　まず、メイからはパックを倒すという意気込みや意思は感じられなかった…・

　パックは肉体的衰えというよりも勢いがなくなってる感じがしたんでマルケスⅣのトラウマを払拭できてないという印象をもってしまいました。　

　まぁそれでも高度で貴重な試合だったんでしょうが、ボクシングの観客(マニアは除く）はもっと心が暑くなるような試合が見たいんじゃないでしょうか？

　レナードVSハーンズⅠ、ハグラーVSハーンズなんかは何度も観てみたくなる試合ですがメイVSパックはそんな試合ではなかったということです…

　まぁしかし、現在最高峰のボクサー同士の試合が幻に終わらなかったことを喜ぶべきですかなぁ…