らんぶるライフ はてな版

ボクシングの事書いてます

12月6日の後楽園ホール

 
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  12月6日の後楽園ホールの興業、良いカードばかりで盛り上がってたみたいですなぁ~~
 
 

小國以載が日本S・バンタム級タイトル獲得

 
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日本S・バンタム級王座決定戦が6日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位で元OPBF同級王者の小國以載(角海老宝石)が同2位の石本康隆(帝拳)を3-0判定で下し、空位の王座に就いた。スコアは96-95、96-94×2。タイトルは前王者の大竹秀典(金子)の王座返上によるもの。
 兵庫県のVADYジム所属時代にOPBFタイトルを3度防衛した小國(WBC12位)と、マカオWBOインターナショナル王座を獲得したのことのある石本(IBF11位)による実力者同士の決定戦は、スタートから互いに譲らず接戦となった。
 小國は初回にボディブローを巧打。石本は2回に右を決め、3回になると両者ともに手数が増えて試合はヒートアップ。4回は小國の左右のボディショットが印象的で、5回は石本の右で小國が左目じりをカットした。同一ラウンド内でも、流れが目まぐるしく変わる目の離せない展開。、5回を終わっての採点は2人が48-47で小國、1人が48-47で石本を支持した。
 後半に入ると石本がややプレスを強め、ボディ攻め、ショートの連打で小國に迫るが、小國もしっかり抵抗し、中間距離、あるいは近距離でパンチの交換が続いた。最後までどちらかにペースが傾くことなかったが、手数では石本がやや上回り、有効打とうまさで小國が競り勝った印象。
 ジムを移籍して4戦目で日本タイトルを獲得した小國は14勝4KO1敗。12年の日本タイトルマッチ、今年5月のIBF指名挑戦者決定戦に続くチャンスを逃した石本は24勝7KO8敗
 

 これは実力、実績を兼ねそろえたもの同士の日本王者決定戦!
 石本選手はマカオでのWBOインターナショナル王座獲得が印象に残ってましたが、残念ながら獲得ならず。
 ちなみにFBで友人になってますが全く交流したことありません…
 なんで友達申請してきたのか謎です(笑)
 

柴田明雄、12回TKOで日本・OPBFミドル級防衛

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6日東京・後楽園ホールセミOPBF&日本ミドル級タイトルマッチは、王者の柴田明雄(ワタナベ)が日本2位・OPBF4位の挑戦者、淵上誠(八王子中屋)に12回1分49秒TKO勝ち。柴田はOPBF3度目、日本2度目の防衛に成功した。
 昨年5月に柴田が9回負傷判定で淵上からタイトルを奪って以来の再戦。王座返り咲きを狙うサウスポー淵上が、懐の深い柴田にプレッシャーをかけ、王者がそれをさばきながら右を打ち込む展開となった。柴田は3回、ジャブから鋭く踏み込んで右ストレートをきれいにヒット。先制のダウンを奪った。4回を終わっての採点は38-37×2、39-36で柴田。
 淵上はダウンのダメージはなく、その後も執拗に柴田に迫り続けた。柴田はコンスタントに右をあて、淵上の頭部を跳ね上げるのだが、淵上の前進は止まらない。挑戦者は6回にヒッティングで右目上部をカット。しかし中盤に入り、柴田に疲れが出てきた印象だ。7、8回と柴田は再三右をヒットさせてチャンスを作るが、疲れから足が止まり、淵上に連打を許す場面を少なからず作ってしまう。8回終了時の採点は77-74×3で柴田だった。
 同じ展開が続いたが、柴田は11回にチャンスを演出した。左右のビッグパンチを何発も叩き込んでKOチャンス。淵上はかなりのダメージを負いながら、ファイトをやめようとはしない。ようやく最終回、柴田が左、そして右を決めたところで主審が試合を止めた。返り討ちに成功した柴田は24勝10KO8敗1分。王座返り咲き失敗の淵上は21勝12KO10敗。

 柴田選手、村田戦でボコボコにやられて弱いように観えちゃいましたが本来強い選手なのだってことをアピールできました(笑)
 渕上選手も日本、東洋タイトルを獲得し世界挑戦もした実力者、こういう実力者同士のカードどんどん組んでほしい。
 

 6日東京・後楽園ホールの「第532回ダイナミックグローブ&第39回ファイティングスピリットシリーズ」のメインイベント、62.0キロ10回戦は、日本ライト級タイトル7度防衛中の加藤善孝(角海老宝石)が、元日本・OPBF王者でWBCライト級12位の荒川仁人(八王子中屋)とのラバーマッチを3-0判定で制した。スコアは97-94×2、96-95。
 過去1勝1敗の両者が前回の対戦から8年のときをへて対決。サウスポーの荒川はいつも通り動きながらジャブを突き、リズムを作ろうと試みた。加藤はガードをしっかり固めて右、そしてボディ攻撃を仕掛ける。初回から加藤の右が荒川をとらえる場面があり、滑り出しは加藤が優勢という印象。加藤は3回に右フック、4回には左フックを打ち込んだ。
 なかなか有効打を打ち込むことができない荒川は、ボディ攻撃やコンビネーションで盛んに加藤を崩しにかかった。左を突破口に連打を打ち込むなどして、攻勢をアピール。加藤は荒川を大きく引き離すことはないが、時折有効打を決めてゲームメイク。9回には右フックをカウンターで決めて、荒川の動きを一瞬止めた。採点は小差で加藤を支持した。
 戦績を29勝9KO5敗1分とした加藤は「荒川選手が日本も東洋も先に獲っていたので、ようやく乗り越えられた。これでおそらく世界ランクも入るし、来年は世界に向けてがんばっていきたい」とファンにアピール。WBC暫定王座決定戦、WBC挑戦者決定戦に敗れている荒川は世界が遠のく結果に。戦績は25勝16KO5敗1分。

  荒川選手残念…
 海外で実力を証明したもののここでって言うような所でチャンスを逃してる…
 でもこの結果は荒川選手が飛びぬけているから海外で活躍できたんではなく日本おうざを守り続けている選手もやはり実力が有るという事。
 だからと言って日本タイトル防衛ばかりしていても世界がなかなか見えてこない。
 だから荒川選手の様にどんどん海外に出て試合をする選手が出てきたらよいと思う。
 まぁそれはジム側のマッチメイキング能力とかに左右されるんでしょうが、ジム側がどんどんそういう事に積極的になって行く時代になってるのだと思います。
 
 それとこういう面白いカードを組むとやっぱり客も入るし盛り上がる。
 興業側はこういうカードをバンバン組んで行ってほしいもんですなぁ~~