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ちばてつやに文化功労章!

 
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文化功労者ちばてつや氏 

 
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政府は24日、2014年度の文化勲章を、ノーベル物理学賞の受賞が決まった半導体工学の中村修二(60)と電子・電気材料工学の天野浩(54)ら7氏に贈ることを決めた。文化功労者には女子ゴルフの樋口久子(69)、漫画家のちばてつや(75)の2氏ら17人を選んだ。文化勲章親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京都内のホテルで開かれる。
 ちば氏は、スポニチの週刊漫画タブロイド紙「アルチーボ」で掲載中の「あしたのジョー」など数々のヒット作を生み出した。「世界中の人を楽しませる文化の一つとして認めてくれたのかな、と思います」と受賞に笑みをこぼした。作品中の最も印象深い場面には「あしたのジョー」のラストシーンを挙げ、「時や人によって見え方が違う、絵が持つ不思議な現象なのでしょう」と語った。

 ちばてつや先生に文化功労章!
 ちば先生!おめでとうございます!
 漫画や漫画家も文化として国が認めるようになったという事ですなぁ。
 クールジャパンとして日本のサブカルチャーが世界で評価されるようになってきましたが、国内でもしっかりした評価がなされるようになってきました。
 まぁ正直、まだまだ漫画家の地位や所得が仕事の割に低いという話もあるんですが…
 ボクシングでも世界王者で国から本当に認められるような人は白井義男さん、ファイティング原田氏、具志堅用高氏ぐらいなんで漫画家もピンキリですが…
 
 ちばてつやと言えば「あしたのジョー」という事になってますがあくまでもあの作品は梶原一騎高森朝雄)との合作なんですけどね。
 でも、ちば先生が考えたラストがあるからこその名作でもある。
 そのラストシーンはいまだにマニアの中で論争がされるシーン。
 丈がコーナーで静かに微笑んで座ってるシーン。
 
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 丈は死んだのか生きてるのか?
 ちば先生はこのラストシーンにははっきりとした明言は避けてる。
 昔読んだ文章では生きてると言うニュアンスで語られていたんやけど現在は読者一人一人にゆだねる様な形で語られることが多い。
 アニメ版では死んだという風にとられるような終わり方でしたが…
 作品というのは作者の意図とは別に歩き出していくものであるし個人の思い入れもあるでしょうからはっきり答えを出す必要はないでしょう。
 まぁ作者がこう取ってほしい言う意思があるなら論争が起こった時点で表に出て語るでしょうが。
 
 そういうオイラは現役時代はずっと死んだ派でした。
 物語としてあそこで完全にジョーの人生も完結してる方が美しいと感じたから。
 でも、今は丈は生きてた派に転向しました(笑)(BSマンガ夜話を観た影響もあります)
 そしてその後の丈の人生をあれこれ考えて見たりするのだ。
 白木洋子と結婚?ありえんわぁ~とか、丹下ジムでトレーナー、これも向いてなさそう…
 又、旅立って風来坊?えぇ年してそんなことしたらただのホームレスやんとか(笑)
 
 で、死んでたらってことを考えると段平会長はジムをたたむのか、拳闘にしがみついていくのか?なんてことも考える。
 まぁ葉子は一生独身でしょうなぁ~(笑)