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ロマチェンコが挑む現世界王者WBOフェザー級王者オルランド・サリド

 
 
 
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 今回はワシル・ロマチェンコが挑戦するWBOフェザー級王者オルランド・サリドの紹介を。
 
 元IBFフェザー級王者、現WBOフェザー級王者。
 
 戦績 55戦 40勝(28KO) 12敗 1無効試合
 
 デビュー戦はなんと4ラウンドTKO負けの黒星発進!
 そこから4連勝(1KO)するが6、7戦目に連敗…
 9戦目には引き分け、11,12戦目には連続TKO負け15戦目も4R、TKO負け、19戦目は判定負け20戦目引き分けはと不安定な戦績だった…
 24戦目には元WBCフェザー級王者、アレハンドロ・ゴンザレスに判定負け。
 しかしそこから9連勝(6KO)と調子に乗り34戦目にして世界王座挑戦の機会を得る。
 だが、相手が悪かった…
 当時のIBF,WBA(スーパー)統一王者はファン・マヌエル・マルケス
 この初挑戦は判定負けに終わる…
 再起戦で元WBCフェザー級王者セサール・ソトに勝利、37戦目にはIBF王座挑戦者決定戦で勝利し挑戦権を獲得。
 39戦目にIBFフェザー級王者ロバート・ゲレーロに挑戦する。
 この試合は判定で勝利するも試合後のドーピング検査で引っかかり王座ははく奪され、試合は無効試合となった。
 41戦目にもう一度王座挑戦権を獲得し44戦目にクリストバル・クルスとIBFフェザー級王座毛xdつ停戦を争うも判定負けで王座獲得ならず…
 2戦挟んで再びクリストバル・クルスに挑む12ラウンド判定でクルスを下し王座獲得!
 晴れて世界王者になったサリドの初防衛戦はWBAフェザー級王者だったユーリオルキス・ガンボアとの統一戦!
 しかしこの試合の前日計量で一度はパスするも当日の最軽量でIBF規定の体重超過を上回り王座をはく奪される…
 ガンボアとの試合は統一戦ではなくサリドのWBA王者への挑戦という形で行われるが、判定負けで無冠に…
 しかし、その次の試合で当時ガンボアのライバルと目されていたWBOお言うじゃファン・マヌエル・ロペスへの挑戦が決まる。
 このタイトルマッチで大方の予想を覆しファンマに8ラウンドTKOで勝利!
 番狂わせを起こす!
 このタイトルの初防衛戦を元大阪帝拳所属でWBOアジア王者でJBCを脱退した山口賢一と戦い11ラウンドTKOで退け初防衛。
 ノンタイトルを挟みフィリピンのウェン・ハヤを8回で仕留める。
 2度目の防衛戦は王座奪回に燃えるファンマ・ロペスを10ラウンドTKOで返り討ちに!
 3度目の防衛戦はミゲル・アンヘル・ガルシアマイキー・ガルシア)と行い4度もダウンを奪われた後、8回偶然のバッティングによりガルシアの鼻が負傷したので試合終了、負傷判定負けで王座から滑落した…
 ガルシアが次の防衛戦で計量失格、王座はく奪され空位になったのでオルランド・クルスと王座蹴って戦を行いこれを7回TKOで勝利しWBOフェザー級王者に返り咲いた。
 
 サリドは決してエリートでもスターでもないし怪物的な強さや驚異的な戦績を誇るボクサーではないが、スター候補だったファンマに二盾を食らわすなど実力は折り紙つき。
 ただ負けの中にはKO負けも含まれてるので決して鉄の顎の持ち主でもなさそう。
 ロマチェンコとの対決はプロのたたき上げVSアマエリートの図式にはまってますが、サリドが勝つよりもロマチェンコが勝つ方が今後は面白くなりそうですな。
 
 サリドはプロで培ったプロ式のやり方でどれだけこのアマエリートを惑わせることができるのか?
 ロイマチェンコは勝手なアマエリートのイメージのひ弱さとかあんまり見えないタイプなんで無難に勝ちそうですが、サリドの大物食いも結構あるかも?