ファイティング原田の苦言
これ、ちょっと前の新聞記事なんですが・・・
オイラ、ファイティング原田はあんまり好きじゃないんやけど言いたいことはよくわかる。
現在の日本人世界チャンピオンと自分を同列に考えられたら困るという本音が見え隠れしてますがそういうのを抜きにしても現在の統括団体の多さ、階級の水増し、怪しい王座の増加、いろいろ問題ありますな。
それよりなにより、日本人世界王者の急激な増加がちょっと違和感あるよな。
オイラがボクシング始めたばっかりのころ日本人の世界挑戦が連敗中の時やった。
まぁ安易な世界挑戦もあったけど、やっぱり世界の壁は厚いって思わせるものがあったよな。
オイラ、基本マイナス思考なんで世界を狙えるホープとか紹介させてた選手、たいていがアカンちゃうかなって思ってしまってた。
鬼塚、川島、なんかも惜しいところで終わるような気がしてた。
渡久地はいろいろあって本当に惜しいところで終わってしまいましたが…
正直、辰吉でもすんでのところで失敗の可能性もあると思ってた。
それが最近じゃ、ホープが出たら「あっ、こいつチャンピオンになるなっ」って思うもんな。
それはやっぱりハードルの低さがそうさせてる。
90年代の半ばぐらいからこいつは無理やろって思ってた選手がちょこちょこ世界王者になるようになってきた。
まぁオイラの見る目がないだけかもしれんけど、昔に比べて世界王者が強くなくなってきてるんかもな。
原田の時代から考えるととんでもなく甘い状態なんでしょうな。
今現在の日本人世界王者でレベル的に原田の時代でもベルトつかめた可能性があるボクサーはどれだけいるのか?
まぁこれは技術的なことではもちろんなく強さのレベルなんですが。
井岡、宮崎、高山はフライ級以下なんでカウントしません。
亀兄弟は3人ともダメと思うのはまぁ当然と言えば当然ですな。
三浦は海外防衛を果たしたけど相手はリナレスに勝ったとはいえそれほど強い選手じゃないらしいので、とりあえず外しました…
八重樫選手、エドガル・ソーサに勝って評価あげましたが、まだまだ・・・
そうすると原田の時代にでも世界王者になれる可能性があると思われるのは山中選手と内山選手だけですなぁ~
まぁこれも全然ダメだって言う人もいるでしょうが、まぁ一人もいないと言ってしまうのは寂しいんで(笑)(正直オイラはどっちもアカンと思う)
原田の時代にと言いましたが原田の時代の階級と統括団体の量という事です。
だからスーパーフェザーの内山選手は当然ライト級で、Sフェザーの4団体、ライト級の4団体の王者よりも強くないといけませんからな。
ファイティング原田が文句言いたくなるのわかるよな…