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ボクシングの事書いてます

観戦者の声は選手にどれほどの影響を与えるのか?

クルム伊達、観客に怒り「ため息ばっかり!」

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シングルス2回戦 サマンサ・ストーサーのサービスに飛びつくクルム伊達公子有明テニスの森公園
 東レ・パンパシフィックOP第3日(24日、東京有明テニスの森公園)単2回戦でクルム伊達公子(42)=エステティックTBC=は、サマンサ・ストーサー(29)=豪州=に3-6、6-7で敗れた。森田あゆみ(23)=キヤノン=と土居美咲(22)=ミキハウス=も敗れ、日本勢は単、複すべて敗退した。
 クルム伊達が怒りを爆発させた。第2セットのタイブレーク、最初のポイントをダブルフォールトで落とすと、観客席から「あー」と落胆の声。すると「ため息ばっかり!」とほえた。「これだけたくさんの人たちが見に来てくれるわりには、(テニスを)見るレベルが上がってこない」と嘆いたが、勝ったストーサーは「観客のため息はどこにでもある」と苦笑いだった。

 

  この事について、色々意見があると思う。
 海外ではテニスの試合の失敗の時にあまりため息とかつかないで静観してることが多いらしい(朝の情報番組ZIPで言うてた)ので日本人の観客の観戦マナーとか観戦レベル、もしくは国民性の問題とか色々話しが大きくなってきたりもする。
 伊達選手に対する批判もあるやろうしなぁ~
 ただ、オイラはスポーツ観戦はテレビでも生でも全然しません…
 ボクシングの試合をテレビで見るぐらいなんで他のスポーツの観戦マナーとか何も知らんけど、ボクシングの会場での雰囲気はまぁわかる。
 ボクシングの試合で失敗って何かな?
 パンチよけられることなんてしょっちゅうやし、パンチもらう事もしょっちゅうある。
 でもため息は追いこんで倒せそうになった時に終了ゴング!とかの時にに起こるぐらいかな?
 後は凄い緊迫感のある試合でのラウンド終了とともに緊張感が解け、フゥ~~~なんて声が会場を埋まることはちある。
 スポーツによってやっぱり観戦の仕方も違うんでなんでもボクシングにあてはめられるものでもないな。
 でも、よくあるのがアウェイで闘うと相手のパンチがガードの上から当たっただけとかかすっただけでも会場が「ウワァ~~~~!!!」って盛り上がってこっちのパンチが当たってもシーンとしてるなんて事は聞いたことはある。
 でもこういうのって外国の話やよな。
 日本でもまぁ敵地で戦う事はある、例えば関東の選手が関西で闘うというのは完全なアウェイである。
 でもそこまで大げさに露骨な事なんてしませんな。
 野次とかはあるけど。
 
 で、オイラの話。
 オイラ日本では大阪府立体育館第二競技場でしか試合したことない…
 8試合してるんやけどな~(笑)
 大阪府立体育館グリーンツダジムの会った大阪市内にあるのでバリバリ地元。
 だから敵地での野次とか言うのはないけど、まぁ向こうの応援団がいてそこからブーイングとかはあったんやろうけどその程度のものは敵のセコンドの声とさほど変わらんでしょう。
 オイラは気になったことは別にない、相手のパンチが恐くて(一度KO負けさせられた相手だった)頭が低くて文句言われた時に申し訳なく思ったぐらいかな?(結局相手の目の上が切れて減点取られた)
 で、観客の声というのはマイナス要素ではなくプラス要素にもなる。
 味方、自分の応援団の声援に後押しされて頑張れたとか言う話はよく聞くよな。
 でも、オイラ別に特別な応援団があったわけではない。
 デビュー戦は幼馴染や家族も来てたけど後の試合は応援はほとんどジムの仲間だけやったはず。
 でも、実際オイラは、声援とか必要なタイプではなかったのだ…
 応援してくれる人には申し訳ないけど「頑張って」とか「勝ってね」
とかの言葉はプレッシャーにしかならんかった…
 人のために戦うわけでもないのにせっかく応援来てもらってるのにとか余計な事考えてまうだけやった。
 だから、自分が調子悪くて絶対に負けるってわかってた日本での最後の試合にはみんなに来るなって言うた程。
 まぁそれでも来るやつはおったけど。(で、案の定負けた)
 オイラが海外でやろうと思った理由の一つにそういうプレッシャーから解放されたいという気持ちもあった。
 誰にも干渉されずに自分一人の責任で闘うというのが理想。
 だから、特別についててもらいたいセコンドとかもいなかった。
 まぁ腕の良いカットマンだった故、竹本監督の存在は後あと考えたら重要やったんでしょうが海外で切れたのは最後のWBFタイトルマッチだけでそれも傷が深くてストップしたんでその時のセコンドのそよかぜトレーナーの活躍の場はなかったんやけど(笑)
 そよかぜトレーナーもしっかりカットンマン技術はあると思うがその技術を実感することはなかったわ。
 
 海外の試合で日本人であるオイラはアウェイなわけですが、野次なんかも言葉わからんから別に悪口にも聞こえないし実際日本でも相手の応援も自分の応援もわからんようになるから関係ないしな。
 聞くのはセコンドの指示だけでえぇ。
 まぁメキシコの試合でセコンドしてくれた元世界王者メチョル・コブ・カストロローブローの指示出して来て日本語で「ちんこ~(日本語)、打てェ~(ここはスペイン語)」とか言うたのにはまいりましたが(笑)
 結論を言うとオイラには観客の声なんて本当にどうでも良い事だったということ。
 ただ、あくまでもオイラはという事なんでそういうのに弱い人、仲間の声援がないと本領発揮出来ない人なんて言うのがいるのかも知れんので一概に言えませんが、多分オイラは世界のどこで試合しても体調悪くない限りは自分の本来の力を出せたという自信はある。
 でも逆に日本でいっぱいの応援団とか作られてドンチャンやられたら硬くなって力出せんかったのかもしれんなぁ~~~←世界のどこでも力発揮できるんちゃうんか!