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ウンベルト”チキータ”ゴンザレス

 
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 マイケル・カルバハルを紹介したらこの人を紹介しないわけにはいかないでしょう~!
 今回はウンベルト”チキータ”ゴンザレスの紹介を。
 元WBC,IBF、ライト・フライ級チャンピオン(メキシコ)
           46戦 43勝(29KO) 3敗
 愛称のチキータは小さな女の子の意。(スペイン語は最後がOが男性、Aが女性。)
   
 デビューより、20連勝でメキシコのナショナルタイトルJフライ級の王座決定戦に出場し判定勝ちし ナショナルチャンピオンに。
 このタイトルは2度防衛。
 25戦目に韓国人のWBC、Jフライ級チャンピオン、李烈雨に挑戦し判定勝ちで世界王者を獲得。 
 初防衛戦は韓国の鷹、元WBC、Jフライ級チャンピオン、張正九。
 コレを判定に下す。
 フランシスコ・テヘドール(3R,KO)、ルイス・モンソテ(3R,TKO),林正根(5R,TKO)、ホルヘ・リベラ(9R,TKO)と連続KO防衛を重ね、実力を発揮。
 しかし31戦目、6度目の防衛戦に落とし穴が…
 完全に安全牌と思われていたフリピンのローランド・パスクアと対戦、格の違いを見せていたがまさかの6回逆転KO負けで王座滑落とともに初黒星を喫してしまう。
 すぐに再起しノンタイトル戦を9R,TKOで飾る。
 その間にパスクアから王座を奪っていた、メチョルコブ・カストロに挑戦。
 メチョルコブを判定に下し再び王座に帰り咲く。
 2度目の王座の初防衛はドミンゴ・ソーサに判定で終わるが、続く金光善を12R,TKO、元WBCストロー(現ミニマム級)級王者、ナパ・キャットワンチャイを2R,KOで下す。
 4度目の防衛戦はメチョルコブとのリマッチで判定で返り討ちに。
 そして38戦目、軽量級初のミリオンダラーファイトと話題になった世紀の対決、WBC,IBF、Jフライ級統一戦でマイケル・カルバハルと対決するのだ。
 この試合はチキータが有利に進め2度のダウンをカルバハルから奪うものの7ラウンドにまさかの大逆転負け…
 頭から崩れ落ちて失神KOというパッキャオVSマルケス4のパックマンの様な壮絶な敗北を喫するのだった。
 再起しノンタイトルを2戦、判定で下しカルバハルとのリマッチに挑む。
 この試合は前回の失敗に懲りたのかアウトボクシングに徹し2-1の判定で雪辱しWBC王座の奪還、IBF王座の獲得を成し遂げるのだ。
 WBC,IBF統一王座となり、ノンタイトルを一戦挟んだ後、統一王座の防衛戦をドミング・コルドバと行い7R,TKOで勝利し、カルバハルとのラバーマッチを。
 この試合もチキータが打ち合わずに判定勝ちし二人のシリーズはメキシコ人の勝ち越しで終わるのだった。
 3度目の防衛戦をヘスス・スニガを5R、TKOで勝利。
 4度目の防衛戦に選んだのがタイのサマン・ソーチャトロン
 この試合、チキータが完全に試合を握って進み6ラウンド終了時にサマンはレフェリーより次のラウンドでストップすると勧告を受けるほどのダメージを負っていた。
 その勧告で捨て身になったのかサマンの強打がチキータにさく裂、ダウンを奪い、そこからたったチキータだったが連打にさらされグロッキーになりレフェリーストップ、王座滑落するのだった…
 この試合を最後に引退、現役時より経営していた肉屋の商売も軌道に乗っているので今はビジネスマンとしての成功を収めているとのこと。