ヘクター”マッチョ”カマチョ
今回は昨日記事にしたヘクター・カマチョの紹介を。
まだまだ予断を許さない状態の様なので応援を兼ねて。
ヘクターは英語読み、スペイン語読みではエクトール。
ニックネームはマッチョ!
戦績 87戦 (38KO) 5敗 3分
プエルトリコ出身
デビュー以来21連勝で22戦目にWBCジュニア・ライト級王者ラファエル・リモンに挑戦、コレを5ラウンドKOで下し初戴冠。
このタイトルはラファエル・ソリス5ラウンドに倒し初防衛。
ノンタイトルを一戦挟んだ後にタイトルを返上しライト級に。
27戦目にロケ・モントヤとNABF北米タイトル決定戦を争い勝利し勢いをつけた後、WBCライト級王者、ホセ・ルイス・ラミレスに挑戦。
このタイトルマッチは微妙な判定で勝利し二階級制覇を達成。
これを判定で下すがこの判定は物議を醸しだした…
これも判定で下し2度目の防衛を果たす。
次の試合はハワード・デービスとのノンタイトル戦、コレを判定で抑えた後タイトルを返上。
これも判定で下し3階級制覇。(当時はWBOはマイナータイトル扱いだったんで世間的にはイマイチ認められていなかった感じ…)
トニ・バルサダーも判定に下し2度目の防衛。
しかし40戦目3度目の防衛でグレグ・ホーゲンにまさかの判定負け。
これは挑発に乗ってゴング後にパンチを打って減点されたりというしょっぱい試合だった(苦笑)
ダイレクトで再戦しタイトルを取り戻すが返上、ノンタイトルを挟んだ後、とうとうメキシコのライバル、フリオ・セサール・チャベスとの大一番を迎えるのだった。(プエルトリカンとメキシカンの対決は巨人VS阪神の様なモノで盛り上がるのだ)
無敵だったころのチャベスに判定まで粘るが二度目の黒星を喫するのだった。
これも判定まで粘るが敗北、3敗目を喫する。
ノインタイトルとこのマイナータイトルのタイトルマッチを12試合こなし一つの引き分けを挟んで連勝。
64戦目にオールドグレイト、石の拳ロベルト・デュランとIBCミドル級決定戦を争う。
この試合をまたもや胡散臭い判定で勝利しIBCミドル級王者に。
3試合ノンタイトルを挟んだ後、これまたオールド・グレイト、シュガー・レイ・レナード
とIBCの防衛戦として対戦。
6年ぶりの試合&キャンプで足首を痛めたオールド・グレイトを滅多打ちにし5ラウンドTKOに切って落とす。(この試合がレナードの最終試合)
勢いをつけたところで当時無敗で4階級制覇を成し遂げていたWBCウェルター級王者オスカー・デラ・ホーヤに挑む。
これも判定まで粘るも敗北・・・
71戦目にIBCジュニア・ミドル級決定背に出場しこれを獲得。
たまに防衛戦をしながらノンタイトルをこなし81戦目にロベルト・デュランとNBAスーパー・ミドル級タイトルをかけて対決、判定で下し返り討ちに…(デュランはこの後に交通事故に合い、引退ラストファイトとなった)
コレがカマチョのラストファイトとなりそうですなぁ…
カマチョのニックネーム”マッチョ”の意味を!
マッチョとは、男性がもつという「強靱さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性」といった性質を基礎とした思想や信条、行動をあらわす言葉。
メキシコのスペイン語macho(マチョ)「雄の~」という形容詞が変化したもの。 machismo (マチスモ、もしくはマチズモ)は「男性を指し、男性としての優位性、男性としての魅力、特徴を誇示する、という意味合いがある。