元WBOヘビー級王者コーリー・サンダース強盗に銃撃されて死亡
元ヘビー級王者、強盗に銃撃されて死亡
ボクシングの元ヘビー級王者、コーネリアス(通称コーリー)・サンダース(46、南アフリカ)が武装した強盗数人に銃撃され、23日に死亡した。南アフリカの地元メディアが報じた。
サンダースは甥の誕生日を祝う席で襲われた。腕と腹部に銃弾を受け、病院に運ばれたが、助からなかった。警察が犯人の行方を追っている。
サンダースは2003年に世界ボクシング機構(WBO)タイトルマッチでウラジーミル・クリチコ(ウクライナ)にKO勝ちを収め、番狂わせを演じた。強烈な左のパンチを持つことから、「スナイパー」と呼ばれた。
サンダースは甥の誕生日を祝う席で襲われた。腕と腹部に銃弾を受け、病院に運ばれたが、助からなかった。警察が犯人の行方を追っている。
サンダースは2003年に世界ボクシング機構(WBO)タイトルマッチでウラジーミル・クリチコ(ウクライナ)にKO勝ちを収め、番狂わせを演じた。強烈な左のパンチを持つことから、「スナイパー」と呼ばれた。
残念な事件が又起こりましたな…
コーリー・サンダースの追悼の意を込めて経歴を紹介します。
元WBOヘビー級チャンピオン
南アフリカ共和国出身
戦績 46戦 42勝(31KO) 4敗
ニックネームは「スナイパー」
デビューより連勝をを続け11戦目で南アフリカのナショナルタイトルを獲得。
24戦目にネート・タッブスに2ラウンドKOで初黒星をつけられるものを次の試合で元WBCクルーザー級チャンピオン、カルロス・デ・レオンを1ラウンドで倒し再起。
34戦目でマイナータイトルWBUヘビー級王者決定戦に出場しこれを獲得。
このタイトルを3度防衛するも4度目の防衛戦でハシム・ラクマンに7ラウンドTKOで敗れ王座滑落。
しかし2連勝し調子をあげWBOヘビー級王者ウラジミール・クリチコの持つWBOヘビー級タイトルに挑戦が決まる。
これを大番狂わせで2ラウンドTKOで破りWBOヘビー級王者となる。
このタイトルは結局防衛せずに返上…
次の試合はウラジミールの兄ビタリとレノックス・ルイスの返上したWBCヘビー級王者決定戦に出場これは8ラウンドTKO負けを喫してしまうのだった。
再起戦でアレクセイ・バラキンを2ラウンドKOで倒し一度引退する。
しかし2年後に復帰、コリン・ウィルソンを2ラウンドKOに下して復帰するも復帰三戦目でオズボーン・マチユナに1ラウンドKO負けを喫し完全に引退するのだった…
KO率も高くなかなかの人気選手だったようですが南アフリカの選手ということでそれほど注目を浴びてた選手ではなかったけど、ウラジミールに勝った時は本当にびっくりしたもんである。
兄ビタリに敵討ちを許してしまったけどクリチコ兄弟を脅かした貴重な存在でした。
安らかにお眠りください…