ボクシングのＷＢＣ（世界ボクシング評議会）は１７日までに、同世界Ｓバンタム級王者・西岡利晃（３５）＝帝拳＝を名誉王者に認定したと発表した。元３団体統一世界ヘビー級王者、マイク・タイソン氏（米国）らに続く１４人目の認定で、日本人では初。４月２１日に米テキサス州で同級の王座決定戦が行われ、西岡は正規王座を明け渡す形となる。

　名誉王者はいつでもリングに戻れる特権があり、年に１度のＷＢＣ指名挑戦者との対戦義務がない。西岡は次戦の相手を、ＷＢＯ同級王者で世界４階級覇者のノニト・ドネア（２９）＝フィリピン＝に絞り込んで、交渉を続けている。

　これ、凄いことのように報道してるけど、興業上の都合なだけでしょ？

　だって、西岡選手よりも多く防衛してるウィラポンやポンサクは名誉王者になってないと思うんやけど。

　この名誉王者の選抜理由は明確になってないというのはプロモーター側の都合とWBCが結託してる証拠ですな…

　ドネアとの交渉が上手くいかなかったから待つしかないけどドネアとしかもうしたくない西岡。

　中途半端なモチベーションで防衛戦してもしもポカしたら嫌やもんな。

　ラファエル・マルケスをラスベガスで破って物凄い快挙を成し遂げたって日本での報道はあるけど向こうではどの程度評価されてるのかによっても全然違う。

　前にも書いたが、別に西岡選手の偉業をくさすつもりはないのだが、ラスベガスで強豪相手に防衛戦で完勝したと言う事実を物凄く冷静に分析すると、ラスベガスとはいえ帝拳の興業で試合会場もこじんまりした所。

　ラファは好きなんでこんなことは書きたくないがラファエル・マルケスの向こうでの評価がファンマに負けて限界を見せ、熱戦を繰り返したせいで相当衰えたネームバリューは一流の元チャンピオンとみられてるのかもしれん。（別にオイラがそう思ってるというわけでは無い念の為）

　その程度の選手として見られてるからドネアとの対戦者として選ばれなかったのか？

　ただ単に交渉がうまくいかんかっただけかもしれんけど。

　ＷＢＣスーパーバンタム級のレギュラー王者は決定戦が行われるわけだが、元ＷＢＡ王者の下田選手にこっちに狙わせる可能性もあるよな。

　現在のＷＢＡ王者はギジェルモ・リゴンドーと言うかなりの強豪・・・

　リゴンドーはこれからスーパーファイト路線に乗り出してくる可能性はかなり高いので勝てる可能性の前に対戦の可能性も低くなりそうやからな。

　ボクシングをずっと見てるとこういう政治的な見方ばかりしてしまうようになった…

ただ、批判的な事書いたけど、西岡選手とドネアの試合は絶対見たいんでこの措置は上手いことやってると思って全面肯定です（笑）

　まぁちょっと思ったこと書き留めておこうと思いましたわ。

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