石田順裕VSポール・ウィリアムス(結果アリ)
石田、完敗…元2階級制覇王者相手に金星ならず
プロボクシングの元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者で同級2位・石田順裕(36=グリーンツダ)は18日(日本時間19日)、米テキサス州で行われた同級12回戦で、元2階級制覇王者で同級3位ポール・ウィリアムス(30=米国)と対戦。
ジャッジ3人が相手にフルマークをつける0―3で判定負け。石田は得意のアウトボクシングを封印し、リーチで24センチ上回る相手に接近戦を仕掛けたが、最後まで見せ場をつくれず「単発に終わる昔の悪い癖が出た」とガックリ肩を落としていた。
石田選手、結果、残念ですな…
この試合はWOWOWで3月18日に放送されますがオイラはユーチューブで見ました。
スコアは120たー108のフルマークが3人と言う事やから完敗やけど、では試合内容がそんなに一方的で石田選手がボコボコにされてるのかと言うとそんなことはない。
ポイントは確かにとられてるというか取れてないけど一方的にやられてるような試合ではないな。
高度な技術戦でかなりハイレベルやと思う。
結果だけ見れば完敗やけど元二階級制覇チャンピオンの強豪にここまで戦える日本人選手がいるということに素直に喜べると思う。
例えるなら日本人俳優を主演に添えてハリウッド俳優を共演者に迎え、ハリウッドで撮影した日本映画。(たとえば別所哲也のデビュー作クライシス2050)←すげぇ~つまらんけど
今回の石田選手の試合は、超大作ではないけどハリウッド資本のハリウッド映画に共演者として日本人が呼ばれた映画。(たとえば藤岡弘のSFソードキル、ブラックレインは超大作なんで違う)
例えは映画ファンにしかわかりにくいかもしれんな~(苦笑)
まぁ結果を出した西岡選手はやっぱり凄いけど、帝拳と言う巨大な力に守られた形での偉業で、石田選手の今回の試合の立場とは全然違うのだ。
ただボクシングと言うのはリングで結果を出すことやから負けてしまったら言い訳のしようがないし、メディアの扱いも小さい。
でも、オイラは石田選手の努力を買いたいのだ。
(ただ西岡選手のやったことはアカデミー賞ノミネートor受賞ぐらいの偉業でもある)
今の日本人メジャーリーガーが日本のチームに援助されファンに期待されて、アメリカのチームにも歓迎されて迎えられて活躍してるのと野茂が日本人に無理って思われても挑戦して活躍したのと似てる。
石田選手は勝てばボクシング界の野茂になれたんやけどな…
とりあえず、今はゆっくり休んでください。
ついでにポール・ウィリアムスの紹介を。
ニックネームはパニッシャー
戦績43戦 41勝(27KO)2敗
初防衛でカルロス・キンタノに判定負けで王座滑落するもダイレクトで再戦し奪回。
37戦目にバーノン・フィリップスとWBO暫定ウェルター級王座決定戦を争いこれに勝利し2階級制覇。
38戦目にロナルド・ライトを判定で破り王座返上。
現WBCミドル級王者セルヒオ・マルチネスを判定で破る。
再起戦をエリス・ララ相手に飾り今回の石田選手との試合は再起2戦目となる。
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