木村、再起戦で金星!李に判定勝ち
木村、再起戦で金星!李に判定勝ち…フェザー級10回戦
◆報知新聞社後援 プロボクシング・ダイナミックグローブ ▽フェザー級10回戦 ○木村章司(判定 2─1)李冽理●(14日、東京・後楽園ホール) 元日本スーパーバンタム級王者・木村章司(34)=花形=がフェザー級ノンタイトルマッチで、元WBA世界スーパーバンタム級王者・李冽理(29)=横浜光=を破る金星を挙げた。カウンターと守りのうまさで2―1の判定勝利。戦績を24勝(9KO)4敗2分けとした。李は18勝(9KO)3敗1分け。昨年6月に2度目の世界挑戦で敗れた日本ライト級5位の佐々木基樹(36)=帝拳=は判定勝ちで再起を果たし、戦績は37勝(23KO)9敗1分け。
まだ終わってなかった。勝利を告げるコールに木村は、リング上で元WBA世界フライ級王者の花形進会長(65)と抱き合った。約1年8か月ぶりの一戦は攻勢をかける李に対し、タイミングよくカウンターを当てて応戦。「守りの勘が落ちればダメだと思っていた。李よりも自分との闘いだった」と笑った。
「自分へのけじめ。あの世界戦は自分も悔いが残ったし、会長も同じ思いのはず」。支えてくれた人たち、そして自分のためにボクシング漬けの日々に戻った。
世界ランキング復活が濃厚。「これがあるからボクシングは面白い」。34歳のベテランは再び勝負の道を歩む。
正直この結果びっくりしました!
プーンサワットに負けて引退したものとばっかり思ってたらいきなり李冽理と
の試合が決まってた。
決まったけど咬ませとまでは言わないが元世界チャンピオンの再浮上のステッ
プにされるだろうという見方が大半やったと思う。
何よりも1年8カ月というブランクがそう思わせずにはいられんかった。
もう一つは世界を取ったボクサーと及ばなかったボクサーの力量の差というの
は戦績や見た目以上にあるものと思ってるから。
しかし、世界チャンピオンに勝ったからと言ってそのチャンピオンに負けた相
手に必ず勝てるという保証もないのも事実。
相手との相性、その時の気力の充実度、体調、色々な要素が加わってくるの
だ。
オイラ試合見てないから二人の相性がどうなのかは言えないけど世界チャンピ
オンの時の李選手に木村選手が挑んでも勝てなかったかもしれないよな。
でももしかしたら李選手は木村選手と相性悪くて何度やっても勝てないかも
あるかもしれない、だからボクシングって読めんのよね…
でも木村選手これで一挙に再浮上ですなぁ~!
これは期待したいです!
戦績 30戦 24勝(9KO)4敗2分 (花形ジム)
デビューより連勝を続け16戦目に元WBAフライ級チャンピオン、セーン・
ソー・プロエンチットと対戦、これを10ラウンドTKOで退ける。
続いて元WBASフライ級チャンピオン、ヨックタイ・シットオーを判定で破
る。
18戦目はあの両国の3大世界挑戦者決定戦の興業で仲里繁とドロー。
その次の試合で日本Sバンタム級チャンピオン中島吉兼を判定で破り日本チャ
ンピオンに。
しかし初防衛戦で福原力也に判定負け、足踏みを余儀なくされる…
ーと戦い判定勝利し再起。
1戦挟んで三浦数馬とドロー。
勝って日本王者になっていた三浦と再戦、コレを2ラウンドで終わらせ再戴冠。
1度防衛した後、現在もチャンピオンの芹江匡晋に判定で敗れ王座滑落…
しかし、敵地で当時のWBAチャンピオン、プーンサワット・グランデェンデ
ーンに挑戦4ラウンドTKOで敗れて引退を発表。
ここからの1年8ヵ月ぶりの再起ですわ。
こう見るとSバンタム級って日本、世界のベルトを持ったボクサー同士が凄い
入り乱れて戦ってるんやな。
スーパーバンタム級はまさに激戦区、そこで生き残った木村選手にはぜひとも
再チャレンジして今度こそ世界をもぎ取ってほしいもんですわぁ~